【台風過ぎし選挙のあと】ミックス。された秋の 映画ランキング 興行収入 2017/10/21-10/22
案外驚いたのはミックス。が 映画ランキング 1位に入ってきたこと。
まあ、Webのメディアでもやたら新垣結衣を持ち上げる内容の番組についての記事とか、新垣結衣についての記事とか多かったし、テレビにも番宣で出演したので効果もあったのかも。
ついつい、マーケティングの視点で映画のプロモーションを考えてしまうが、そうした効果がどこから来て、どういった機能を果たしているか考えるのが個人的には面白い。
1 ミックス。
テレビドラマ「リーガルハイ」の脚本家・古沢良太と石川淳一監督が再び組んだロマンチックコメディー。
(C) 2017『ミックス。』製作委員会
2 斉木楠雄のΨ難
「週刊少年ジャンプ」で連載され、独特な世界観が支持されている麻生周一の人気ギャグ漫画を実写映画化。
(C) 麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会
3 バリー・シール/アメリカをはめた男
航空会社のパイロットからCIAのエージェントに転身し、麻薬の運び屋としても暗躍した実在の人物バリー・シールの半生を、トム・クルーズ主演で映画化。
(C) Universal Pictures
4 劇場版「Fate / stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower」
ビジュアルノベルゲーム「Fate / stay night」で展開する戦いを、間桐桜の視点で描いた3章から成る劇場版第1弾。
(C) TYPE-MOON・ufotable・FSNPC
5 アウトレイジ 最終章
北野武監督が裏社会にうごめく男たちの仁義なき戦いをあぶり出し、ヒットを飛ばした『アウトレイジ』シリーズの完結編。
(C) 2017『アウトレイジ 最終章』製作委員会
6 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)
『猿の惑星』の前日譚(たん)を描いた『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』『猿の惑星:新世紀(ライジング)』の続編となるSF大作。
(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
7 ナラタージュ
「アンダスタンド・メイビー」「夏の裁断」などで知られる島本理生による小説を、行定勲監督が映画化したラブストーリー。
(C) 2017「ナラタージュ」製作委員会
8 亜人
桜井画門のコミックを原作に、不死身の主人公を『るろうに剣心』シリーズなどの佐藤健が演じ、『踊る大捜査線』シリーズなどの本広克行監督がメガホンを取って実写化。
(C) 2017映画「亜人」製作委員会 (C) 桜井画門/講談社
9 コードギアス 反逆のルルーシュI 興道(こうどう)
テレビアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」「コードギアス 反逆のルルーシュR2」全50話に新作カットを加えて再構成した劇場版。
(C) SUNRISE / PROJECT L-GEASS Character Design (C) 2006-2017 CLAMP・ST
10 アトミック・ブロンド
『モンスター』などのシャーリーズ・セロン主演のアクション。腕利きのスパイが、奪還を命じられた最高機密のリストをめぐってし烈な戦いを繰り広げる。
(C) 2017 COLDEST CITY, LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
ミックス。については、はじめはあだち充のミックスの映画化かなと勘違いしていたけど、リーガルハイの脚本家と新垣結衣のコンビで劇場作品と言うことで注目もする。
昔は、ダブルス、今はミックスという卓球用語から来ているのね。
斉木楠雄のΨ難は、原作も読んでいないからなんとも言えないけど、人気はあるのね。銀魂ほどヒットするかはわからないけど、どのくらいこの位置を死守できるかみもの。この後、控えているジョジョの奇妙な冒険とかにも影響しそうな気がするしな。
バリー・シール/アメリカをはめた男はトムクルーズだから、順当なんだろうけど、一週で消えそう。ミッションインポッシブルのプロモーション映画という気がするけど、原作はノンフィクションみたいで面白いのかも。
ここからは先週から残りで、Fate / stay night [Heaven’s Feel] が一週でここまで落ち込んだことにちょっと驚き、瞬間風速系なのか?まあ、3部作の第一弾なので扱いとしては配給も小さそうだし、そんなにロングランする系統ではないのはよくわかるが、残念。
アウトレイジ 最終章・猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)はよく残っているといえる作品な気もするが、新作などが出てくるとこの順位に残るのは厳しいか?
ナラタージュ・亜人はここで終わりだろう。
コードギアス 反逆のルルーシュI 興道(こうどう)も一週で消えてしまいそう。アニメも映画館で掛けて円盤や配信で売るのが当たり前であ、海外などにも流すのかもしれないけど、再編集のルルーシュでどこまで伸ばせるのか?
これが当たるかで新作という話もどうなるかということもある。
変な形で実写化とかドラマ化とかなってほしくない気もするしな。
アトミック・ブロンドはまったく知らない作品で、こうした作品はスマッシュ的に出てくるけど、大作ではない作品がこうした秋口では滑り込むように入ってきて、映画の買い付け傾向などもわかり面白い。