夏休み最後の映画興行収入ランキング
シネマトゥデイさんが、動画でのランキング公開をやめてしまったようなのでデータのみを参考に。
1 関ヶ原
小説家・司馬遼太郎の著書を、『日本のいちばん長い日』などの原田眞人監督が映画化。豊臣秀吉亡き後の天下をめぐり、徳川家康を総大将とする東軍と、石田三成率いる西軍が激突した「関ヶ原の戦い」を描く。
(C) 2017「関ヶ原」製作委員会
2 怪盗グルーのミニオン大脱走
『ペット』『SING/シング』などのイルミネーション・エンターテインメントによる人気シリーズ『怪盗グルー』の第3弾。
(C) UNIVERSAL STUDIOS
3 ワンダーウーマン
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』にも登場した人気キャラクターで、美女戦士ワンダーウーマンを主人公にしたアクション。
(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
4 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
『リップヴァンウィンクルの花嫁』などの岩井俊二によるドラマを基にした、『物語』シリーズなどの新房昭之が総監督を務めたアニメ。
(C) 2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会
5 君の膵臓をたべたい
住野よるの小説を映画化。膵臓(すいぞう)の病を患う高校生と同級生の“僕”の交流を、現在と過去の時間軸を交差させて描く。
(C) 2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C) 住野よる/双葉社
6 HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY
映画やドラマ、ライブツアーなどのメディアミックスを展開しているプロジェクトの劇場版『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズ第2弾。
(C) 2017「HiGH&LOW」製作委員会
7 スパイダーマン:ホームカミング
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』などのトム・ホランドを主演に迎えたヒーローアクション。血気盛んなスパイダーマンが、突然出現した怪物に戦いを挑む姿を活写する。
(C) Marvel Studios 2017. (C) 2017 CTMG. All Rights Reserved.
8 劇場版ポケットモンスター キミにきめた!
テレビシリーズ放送開始20周年を記念し、第1回放送のラストシーンでサトシとピカチュウが誓ったホウオウ捜しの冒険を完全オリジナルで描く劇場版アニメ。
(C) Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C) Pokemon (C) 2017 ピカチュウプロジェクト
9 メアリと魔女の花
『借りぐらしのアリエッティ』などの米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後、プロデューサーの西村義明が設立したスタジオポノックで制作したアニメ。
(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
10 銀魂
空知英秋の大ヒットコミックを、小栗旬を主演に迎えて実写映画化。
(C) 空知英秋/集英社 (C) 2017映画「銀魂」製作委員会
今回は、ホント夏の初めから間を開けて改めてその変動を見ようと思ったのだけど、ポケモンとかミニオンとか強い。
ミニオンとか正直、誰が見るんだろうって思ったけどUSJ効果とか、他の作品に出ているってこともあってキャラ人気先行なのか、ヒットしている。
銀魂とかは踏ん張ったけど、東京喰種やパイレーツ・オブ・カリビアンなんて霧散しているもんな。
ビデオではみたいかも。
打ち上げ花火とかって実は、夏外してもシーズン的にはいける気もするのでもうしばらく残るかもしれないし、関ヶ原がどのくらい残れるのか。
個人的には打ち上げ花火は実写でホント完成されている作品なんで、アニメにするにはホント追加の要素というか展開がないとだめな気がするんだけど、どうなんだろう。
しかし、興行収入というものは不思議なもので海外の例で意味ないけど、
2016年前半の全米ボックスオフィスランキング(8月23日時点)
『美女と野獣』
『ワンダーウーマン』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
『スパイダーマン:ホームカミング』
『怪盗グルーのミニオン大脱走』
『LOGAN/ローガン』
『ワイルド・スピード ICE BREAK』
『レゴバットマン ザ・ムービー』
『ゲット・アウト』
『ザ・ボス・ベイビー(原題) / The Boss Baby』
って感じ
異色のホラー『ゲット・アウト』はわずか450万ドル(約4億9,500万円)の低予算作品であるにもかかわらず、興収1億7,548万4,140ドル(約193億325万5,400円)をたたき出し、前半のランキングでも9位に食い込む特大のヒットとだったそうでこうした大逆転があるから怖い。
クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』も興収1億6,607万7,762ドル(約182億6,855万3,820円)で前半の全米ボックスオフィスランキングで13位にランクイン
作品の規模からは異例の、興収1億ドル(約110億円)を超えるヒットとなったエドガー・ライト監督の『ベイビー・ドライバー』もオリジナル作品。
いずれも日本の興業は微妙になりそうで買い付けされているのかわからないけど、夏映画が終わる前に週末に見に行ってみよう。
蛇足だけど、アニメでは北米を中心に世界中から高い評価を受けていた『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』を実写化した『ゴースト・イン・ザ・シェル』。スカーレット・ヨハンソンを主演にしたことで「ハリウッドのホワイトウォッシュ(白人化)」と揶揄されて公開前からハリウッドのファンおよび、どちらかと言えばメディアからバッシング攻勢をを受けたようで、製作費1億1,000万ドル(121億円)をかけたにもかかわらず、公開第1週でわずか1,867万6,033ドル(約20億5,436万3,630円)しか上げられず大苦戦。
脚本はもっとずっと前に買われていたけど、なかなか撮る人が決まらなかったりキャストが二転三転したという経緯をみても、やはり鬼門になっている気がする。
配給元もメディアによる『ハリウッドの白人化』批判が興行に大きな影響を及ぼしたって言っているみたいで事実、そうした批判を受けた映画は軒並みだめだったみたい。
レッテル貼りはよくないし、先入観を持って見るのはだめなんだけど女だらけのゴーストバスターズとかも逆なレッテル貼りでだめで、足の引っ張り合い。
そうなってくると、ドラマだから事情が違うかも知れないけど、アメリカ版の「ソードアートオンライン」とか「ワンピース」ってある意味、北米で映像化出来る最後の砦になるかもしれない。
だから、当てるためのキャスティングも必要だし、誰かが黒人になるかも。
まあ、SAOはそういった意味では人種は多様だからそういった心配はすくないかも。
どちらかというと主人公のキリトをアジアでも中華とか韓国系にやらせてしまうとなるといやだなって思ってしまう。
※けど、その可能性は十分にある。