【秋まっさかり】亜人ありなワンダフル映画興行収入ランキング2017/9/30-10/1

やっと中位が変動。関ヶ原ミニオン実はすげーヒット。

そんな興行ランキング。劇場版の亜人なども始まって秋から年末にかけてはめまぐるしい作品の入れ替わりがあるのかも。

一年通じて、こうしたランキングを見たことなかったからこんな風に変動するんだなと思うとマーケティングとしても面白いという視点を持ってしまうな。

1 亜人

桜井画門のコミックを原作に、不死身の主人公を『るろうに剣心』シリーズなどの佐藤健が演じ、『踊る大捜査線』シリーズなどの本広克行監督がメガホンを取って実写化。
(C) 2017映画「亜人」製作委員会 (C) 桜井画門/講談社

2 僕のワンダフル・ライフ

W・ブルース・キャメロンのベストセラー小説を、『HACHI 約束の犬』などのラッセ・ハルストレム監督が映像化したドラマ。
(C) 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

3 ナミヤ雑貨店の奇蹟

人気作家・東野圭吾の小説を、『やわらかい生活』などの廣木隆一監督が映画化。現在と過去が手紙でつながる不思議な雑貨店を舞台に、養護施設育ちの若者と、町の人の悩み相談を聞く店主の時を超えた交流を描く。
(C) 2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会

4 ダンケルク

第2次世界大戦で敢行された兵士救出作戦を題材にした作品。ドイツ軍によってフランス北端の町に追い詰められた連合軍兵士たちの運命と、救出に挑んだ者たちの活躍を描く。
(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

5 三度目の殺人

第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作『そして父になる』の福山雅治と是枝裕和監督が再び組んだ法廷サスペンス。
(C) 2017フジテレビジョン アミューズ ギャガ

6 あさひなぐ

第60回小学館漫画賞(一般向け部門)に輝いた、こざき亜衣のコミックを実写化した青春ドラマ。なぎなたに打ち込む女子高校生の成長を、仲間たちとの絆やライバルとの対戦を交えながら見つめる。
(C) 2017 映画「あさひなぐ」製作委員会 (C) 2011 こざき亜衣/小学館

7 ドリーム

人種差別が横行していた1960年代初頭のアメリカで、初の有人宇宙飛行計画を陰で支えたNASAの黒人女性スタッフの知られざる功績を描く伝記ドラマ。
(C) 2016Twentieth Century Fox

8 エイリアン:コヴェナント

巨匠リドリー・スコット監督がメガホンを取った『エイリアン』シリーズの原点となるSFホラー。移住のため宇宙船コヴェナント号で旅立ったクルーたちが、ある惑星で遭遇した出来事を描写する。
(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

9 関ヶ原

小説家・司馬遼太郎の著書を、『日本のいちばん長い日』などの原田眞人監督が映画化。豊臣秀吉亡き後の天下をめぐり、徳川家康を総大将とする東軍と、石田三成率いる西軍が激突した「関ヶ原の戦い」を描く。
(C) 2017「関ヶ原」製作委員会

10 怪盗グルーのミニオン大脱走

『ペット』『SING/シング』などのイルミネーション・エンターテインメントによる人気シリーズ『怪盗グルー』の第3弾。
(C) UNIVERSAL STUDIOS


亜人はやっぱり綾野剛が佐藤をやっているという点が気になってしまう。キャストという意味で中年で、アクションに耐えうる人がいないと言うことなのか。若いキャストで客を呼べると踏んだのか。

まあ、後者なんだろうけど、ここできちんとアクションと佐藤という風貌を再現するという方法を採ってくれた方が今後の映画という産業においてはいい気もする。

ハリウッドで言われているようなホワイトウォッシュは、日本にはないかもしれないけど、大手の事務所がキャスティングを支配していることで、毎度似たような顔ぶれになってしまうことが惜しい。

そういった意味で僕のワンダフル・ライフのような作品が生まれる海外がうらやましいと言う面もある。感動作品でラブストーリー要素もあるようでハートウォーミング系というか、いい作品ぽい。

ナミヤ雑貨店の奇蹟は検討してほしい作品だけど、見に行くだけの原動力にならなくてまだ見ていない。

ダンケルク三度目の殺人は重めの作品だからこのくらいでいいのかなと言う気も。

あさひなぐは言い方は悪いけど、乃木坂映画という感じがして原作読んでいないからなんとも言えないけど、タイミングあったら行くかな。

ドリームはさらに思い、アカデミックと女性意識系の映画なんだけど、ホントはこのタイトルではなくもっと日本の駄目キャッチコピーでタイトル化されたけど、

日本語題に関して

当初、本作の日本語題は『ドリーム 私たちのアポロ計画』と発表された。しかし、「マーキュリー計画を扱った作品なのに、なぜアポロ計画なのか」という主旨の批判がSNS上で相次いだ。こうした批判に対し、日本での配給を担当する20世紀フォックスは、「日本の観客に広く知ってもらうための邦題として、宇宙開発のイメージを連想しやすい『アポロ計画』という言葉を選んだ」「ドキュメンタリー映画ではないので、日本人に伝わりやすいタイトルや言葉を思案した結果」とコメントした。また、この件に関して尋ねられたメルフィ監督はTwitterで「私も何故こうなったのか分かりません。問い合わせてみますが、(日本語題を)変更するにはもう遅すぎると思います。」とコメントした。

2017年6月9日、こうした批判を重く見た20世紀フォックスは日本語題を『ドリーム』に変更すると発表した。

ってことなんだよね。日本人の知的レベルを疑われているのか?それともキャッチでロケット言えばアポロ計画しかないと思っている日本人が多いのか?(それはいないめないけど)

もう少し、コピーを描く人がポスターについてもセンスを今風にする必要がある気がする。

そうした広告センスってのも映画業界ちょっと慣習を踏襲して古くなっている感じがあるな。

エイリアン:コヴェナントはまあまあ検討だし、関ヶ原・怪盗グルーのミニオン大脱走については脱帽の大ヒット。



一番上へスクロールするボタンを有効または無効にする