サポーターの間でなんで今更と言う声もあるけど今だからこそでしょうね。
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/45633/
このたび、ピーター クラモフスキー監督との契約を解除することが決定しましたので、お知らせいたします。
また、併せて今矢直城コーチ、安野努フィジカルコーチとの契約も解除となりました。
と言った具合にモフ元監督の左右両腕であったコーチとフィジカルコーチとの契約を解除。
今のタイミングになったのは、連休明けの最後のチャンスとして試みたが結果を出せなかったことからフロントの危機感が決定的になって来年を見据えて内部昇格で平岡を昇格させる事で対処。
なんだか、やたらと何故今論を唱えている人がいるけど、今からなら来期も見据えたチーム作りが出来るからでしょ。
今シーズン導入したポゼッションという概念を元に、そこに不足している、また、強度が足らない部分などを補完するチーム作りを今からやっておけば、来期を上昇のスキームに載せる事は出来うるでしょうね。
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/45634/
『今シーズン残り9試合ですが、もう一度強いエスパルスを取り戻すために、チーム一丸となり、戦う集団を作っていきたいと思っています。厳しい状況ではありますが、最後みんなで笑顔で終えられるように、日常のトレーニングから精進していきます。よろしくお願いいたします
コーチ陣として残っていた篠田さんももしかしたら来年はいないかも。
大榎さんを残している点をやたらと批判的に言っているけど、フロントの対応をなじっても無意味なわけで、強くしたいのであったり、補強を違う視点と言うことで大熊さん等を獲った。
ここにさらなる強度を求めるなら、川崎の今の黄金期を作り上げた選手獲得という点で向島健などを川崎から獲ってくるとかするべきでしょうし、辞めろと言うのであれば、改革を訴えるべきでしょう。
平岡は、ユースの優勝など下部組織で土台を作っている事を考えれば、良い選択。
外も経験しているし、今シーズンも内部で見てきた訳で、来年も見据えてチーム作りが長期に出来る。
なんせ、来年も過密日程だしね。
そうなると決断は早いほうがよく、このタイミングが最後のタイミングだったのでしょう。
ここで、モフ元監督も勝利が最低条件の最後のチャンスだったろうし、それを達成出来ない時点で終わり。
2週間の期間で、内部でも相当の不満などの吐き出し大会もあったようで、それを組んで成績を見ての来シーズンはないなと。
なんせ、中断明けというかその前から、得点を獲られたくないという比重が高まって後ろが重い布陣になってしまったので、ボール回しを後ろでしすぎて縦パスなどもいれるようになったけど、それはじつは連休前にも試みていたこと。
その延長でしかなく、少し前進したかな?くらい。
本来であれば、相手をつり出してフリーの選手をつくって、そこにボールを当てて、サイドバックは押し上げると言う形。
それが出来れば、高いラインを保った攻撃なども出来るはずが、結果、後ろに比重がありすぎるので、縦パスが長くなってボールを獲られてしまうか、ロングフィードで裏を狙うかという放り込み型になってしまう。
これではモダンサッカーとしては成立しない。
プロは結果と、いる選手でなんとかしないとダメだし、それで戦術をくみ上げて戦略にするわけだし、システムありきではない。
それは散々、モフ元監督も語っていたし、ポゼッションサッカーの形や浸透などは見えたが、一番のダメな所は後ろに比重がありすぎてカウンターの機能がなくなったこと。
ポゼッションは当たり前で、攻撃の時にカウンターをしないチームは得点チャンスもまた少ない。
カルリーニョスに負担だけ与えて、サイドに張り出した時にもムイさんなどが中にいれば成立するけど、それもなし。
だから、監督を変えて来年に備える。
これはこれで選択。
サポーターの声が届いたとか阿呆な事を言っている人もいるけど、明らかに内部事情の交代でしょうね。
フロントはある意味多頭体勢なので、悪い面が出ている事を考えたり、ある種の我慢を強いてきたし、実際試合を見ていればわかるけど、ほんの少しの歯車がかみ合っていない面を修正したり、本当に強権的に練習をさせるビエルサ並みの変革をもたらせるならOKでしょう。
新監督の平岡は2011年より清水エスパルスユースコーチを務め、2014年に監督に就任した。2020年にはトップチームのコーチに就任というエスパルスでの来歴があるけど、それを踏まえて
試合数 | 平均勝ち点 | 勝率 | 得点 | 平均得点 | 失点 | 平均失点 |
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2011年戦績
18 | 1.8 | 50.0 | 41 | 2.28 | 36 | 2.00 |
2012年戦績
18 | 1.4 | 38.9 | 37 | 2.06 | 32 | 1.78 |
2013年戦績
26 | 2.0 | 61.5 | 68 | 2.62 | 49 | 1.88 |
2014年戦績
25 | 1.6 | 52.0 | 45 | 1.80 | 39 | 1.56 |
ある意味、北川航也などや西澤健太、宮本航太、水谷拓磨らに立田などもいた事を考えるとそこそこの成績を残しつつ、今いる中心の選手と共に過ごしてきたメリットがあるので、それらを活かして欲しい。
あとは、補強の面で、ヴォルピやティーラシンなどは必要だったのか?ドゥトラはどうするのか?
一部口の悪いサポータなどは外国人はクオリティが高いが日本人は下手だと言っているが、そんな事を言うのであれば、サポータやるなよって話なんだよね。
私は今シーズンのトライはある意味必要なトライだったと思う。試すというのは必要だし、追い込まれて何が足りないかを認識するべきでしょう。
そのためにはいい時間だったし、足らないものや余分なモノは見えた。
そして、レガシーにすがるのではなく、そろそろ選手も入れ替えて世代交代を劇的に進めるべきだろう。