オーディオアド市場は本当にくるのか?

博報堂DYMP、オーディオビジネス市場の拡大目指し新組織を設立 音声広告配信事業など展開

博報堂DYメディアパートナーズは、今後成長が期待されるオーディオビジネス市場の拡大を牽引する「オーディオビジネスセンター」を設置した。昨今、radikoを始めとしたラジオのインターネット配信、音楽ストリーミング配信など、聴取環境のデジタル化により、オーディオビジネス市場が活性化してきている。

と言うことらしいけど

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本当なのだろうか?

確かに、SpotifyやAmazonプライムミュージック、AWAといったサービスが音楽のストリーミング市場を形成しているし、radikoもプレミアサービスを始めているのでサイマル地域以外のオーディオ広告というのもニーズとしてあるのかも。

ターゲティングとしてTBSのラジオクラウドなども対象になるのだろうが、

iPhone 83位

Android 11位

となっているAndroidのダウンロード数の統計を見ると50,000~100,000となっているのでこの間になることを考えるとアプリはまだまだ市場として小さいのかも。

Web版は1.1M  以上であることを考えるとそこそこの市場を形成している。

他にradiko以外のFM局などが個別に出しているラジオアプリやネットラジオアプリがそのターゲットになってくる。

また、音声AIデバイスなどがAmazonや各種ベンチャーが市場を作り始めLINEなども参画を果たしていることを踏まえると、こうしたデバイスにアプリをアドオンしてAIによるおすすめの音声番組の提供と言うことも考えられているのかもしれない。

マイティースキンズのAmazon Echo Dot ( 1st世代)ラップカバーステッカースキンソリッドブラック

そこに音声広告を提供するナレーションなどはプレイヤーとしてはアナウンサーや既存のナレーター・声優と言うことになってくるのだろうし広がってくれれば面白い市場になるのかもしれない。

あとは、小さなネット配信型のラジオコンテンツは属性はかたよるが響や音泉、Animateなどのプレイヤーもいるのでそれはカテゴライズとして成立していくのかも。

あとは、先日プレスを出していたvoicyなどもサービスを拡充していることを考えると、ニュース読み上げはこうしたコンテンツの活用というものの視野に入ってくる。

[blogcard url=https://voicy.jp/]

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最後に経路はまた違うが

AmazonのオーディブルやFeBe – オーディオブックアプリなども広告対象になるのかも、こうしたアプリなどがサブスクリプションモデル以外にも広告モデルを提供出来るくらいの広告が存在出来る様になるかは結局、博報堂や電通といった大きな広告媒体を取り扱えるプレイヤーがいるかにも関わってくる。

オーディオ広告はどこまで広がるか?

オーディオ広告ってどうなるのか?

と言ったように2016年くらいから立ち上がり始めているので、そこに絡んでいけるようなサービスにすればそれはそれで面白いマーケットを築けるかもしれない。

オーディオ広告市場を頭の片隅に入れておこう。



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