日本の邦画の対策は興業収入的に30億超えないと赤字になってしまうけど、ドラえもんってそういう意味ではコンスタントに30億超えしていたりもするので、強いコンテンツではある。
日本の映画エンタメ業界の全体のマーケットって1900億くらいしかない小さな市場なので、実際には、こうした構造っていつもだ持つか疑問。
この1900億だってずっと何年も横ばいの結果だし、下がっていく事はあっても上がる事って国内だけを考えていると難しいというのが私の所管。
だって、人口減るわけだし、老人が多い国で子どもが少ない事を考えると、このエンタメ市場も縮小していくことはあっても拡大はあり得ないのはわかりやすい構図。
ドラえもんに関してはアメリカのオリジナル版とかまあまあ、の評判だったと言う話くらいしか聞かないけど、旧作は輸出もされてかなりの国地域で見られている。(ジャイアンが人気らしいけどね)
ちびまる子とか中国で人気ってのも、どこまで人気なのか疑問だし、ワンパンマンがフランスで人気って話だけど、コミックの販売数は10万とかワンピースだって15万部とかだから、日本の延べの発行部数とかと比べてもかなり小さくね?
コミックと言ってもペーパーバックで一冊1500円くらいだから子どもが容易に買えないという事情もあるので、そうした意味で、日本版のようなコミックを同じくらいの価格でだせれば良いのにななんて考える。
だから、電書というんだろうけど、電書だって国をまたいで~というのは結構面倒。
すごく売れているという話も聞かないしね。
んで、1年前に公開されて今更ながらに見たベトナムのファンサブ的なドラえもん
クオリティが低いけど、各話がきちんとコント調になっていておもしろかった。
日本語字幕付きになっていないけど
雑な感じがいい。
東南アジア圏で、何故かこうしたドラえもんの実写版の動画がアップされている。
きちんと権利処理しているかは知らないけど、おもしろい試みではある。
コレとかも国は又違うけどドラえもん実写版。
https://youtu.be/8bUg8N3DK_Y
これなんかもそうだわね。
総じて雑感半端ないし向こうのテレビ局なんて予算が全くないから、勝手にやったりするのだろうな~ともった次第。
まあ、アメリカでは作れないし、日本でやったら気持ち悪い感にしかならないだろうけど。





このメンツが作っているよう。
とかく権利の遵守が叫ばれているけど、ある意味パブリシティー権利にして複製作品を自由に作らせると言うのも文化としての作品を広める手法のひとつでもあります。
本来権利って面とかオリジナリティって面で言えばディズニーなんて、大体がパクリの作品か、元々あった童話をリメイクしていたりしているだけだし、同人文化とある点では同じなんだと思う。
厳しく取り締まるより緩く取り締まって強調計るってのが何となく日本の権利保護の考え方でもあるような。
まあ、昨今は世知辛くもなっていますが。
ネット番組や作品をアップ出来るようになって余計にこうしたファンサブ的な作品て増えて行くかも。
キングダムとかも実写版やるみたいだけど、中国が勝手にやる可能性もあるし、本をそのままパクって現地のオリジナル作品にするなんて事もあり得るかも。
三国志なんかもパロディ作品やリメイク作品なんかに今皇帝たる(ギャグね)習近平さまんが怒っているようだからね。
まあ、三国志とかなんて権利は既に原書も著作権主張出来ないけどね。