初めは眉をひそめたけど『中国抗日ドラマ読本』が笑える
中国の抗日ドラマってどういったスタンスで見れば良いのかわからなくて、南京!南京!とかNetFlixで配信されていたので見たのだけど、コレは抗日ドラマと違って、わざわざ日本のキャストを雇って南京事件の事を映画化した劇場公開されている作品。
プライムビデオはこちら
抗日ドラマも本来は日本を憎め的な発想で作られていて政府が金をだして作っている日本で言えば、水戸黄門的な発想で、シリーズ化されたりしているものなのかな?という印象だった。
でもその実態は?を描いた本が発売されているみたい。
国としてプロパガンダの映像としてドラマ化して反日教育の一環で作ったはずなのに中国の抗日ドラマはあまりにも史実から掛け離れてしまっていて、その荒唐無稽さぶりが過ぎて習近平も当局も激怒していると報じられています。
[blogcard url=https://news.livedoor.com/article/detail/8380593/ title=粗悪な抗日ドラマに当局が「待った!」]
って具合に、かなりの飛んでしまっている内容になっている。
抗日奇侠 日本兵を素手で引き裂き抗議殺到のトンデモ抗日ドラマ金字塔!
おっと、バイドゥからの転載だけど。。。
参考程度にカットしたものやトレーラーが見つからないから。。
孤岛飞鹰 『北斗の拳』『MadMax』風の機関銃搭載バギー魔都上海を行き交う!
上海租界での抗日ドラマ。
代号九耳犬 赤外線・生体認証・頭山満・北一輝も登場トレンディドラマ!
時代考証がめちゃめちゃ
武林猛虎 明朝の腐敗した朝廷や倭寇を相手に南少林寺の僧が戦う抗倭ドラマ!
少林寺モノも抗日といか抗倭ドラマって事らしい。
たしかジャッキー・チェンが出ていた少林寺モノの最新のやつにも日本の軍閥だかが登場していたような。
あれは、中国の軍閥なのかな?
と思って調べてみたら中国の軍閥だった。
ちなみに軍閥としてアンディー・ラウが出ている。見たんだけどうろ覚え。
大漠枪神 満蒙731部隊が敵なのにまるで抗日ラーメン・ウエスタン西部劇!
枪花 細菌兵器、核弾頭奉納神社などトンデモ要素満載の抗日アメドラ風神劇!
と調べてきたけどよくわからないからYoutubeで抗日といったキーワードで検索すると沢山出てくる。
切り口が同じだからみんな似た系統になってくるけど、日本の大河とかと違って歴史公証なんて関係なく作っているので何でもありなんだろうね。
- 時代背景完全無視!
- 共産党も大激怒!
- 反日プロパガンダ
- どころかもはやギャグ!
と言った具合で、もはやプロパガンダと言うよりも面白要素をさがしたりわらって見てしまう。
百田尚樹辺りは、酷いドラマとか言いそうだけど、こんなんで信じる人がいたら笑える。
まあ、信じる人もいるのかもしれないけどね。
中国現代史ってうたっているみたいだけど、基本中国の近代、現代って内戦からあとは軍閥退治から文化大革命とか大躍進政策とか八路軍・新四軍・東北抗聯・遊撃隊といった軍閥との対峙から進歩的日本人・大日本帝国皇軍・皇協軍・保安隊・76 号と言った内容に台湾を引き合いにした国民党軍・軍統で上海を舞台にした英仏租界警察やら満州を元ネタにしたソ連やらアメリカが支援して作られたフライングタイガースといったものがネタになっていたりやくざ・商工会など複雑に入り乱れる勢力が魑魅魍魎として登場している。
そうした内容を徹底的に解説しているのが
お笑い作品として見れば、笑い飛ばして見れるかもしれないね。