文化大革命もなかったことになる正しい歴史観
週末の記事なので、ニュース見てぞわっとしたことを書いておく。
韓国がおかしなことを言っているのは毎度のことなんで良いんだけど、まあ、かの国はデイブレイク新聞の虚報を受けてそれを事実と自分たちで仕立てて、世界に喧伝しているのは毎度なことなんで
日韓関係は今後良くなるか?を聞くと
共同世論調査によると、今後の日韓関係について日本では「変わらない」が70%で最も多く、続いて「悪くなる」が20%、「良くなる」は5%だけだった。対する韓国では「良くなる」が56%と過半数を占め、「変わらない」32%、「悪くなる」7%の順だ。
つまり韓国側はよくなるって思っているけど、日本では悪くなるって答えていることから見て、その通り悪くなっていることから日本の方が感覚として正常なんだろうね。
そして、韓国の多数は実は、問題としてあげている事柄についてはどうでもいいと思っているので、56%の人はよくなるって思っている。
でも、結局、メインに伝わってくるニュースが慰安婦問題とか北朝鮮の問題になってくるので、その中で声高に主張をしている人たちの意見が韓国の意見だと日本人に伝わって来ていれば自然と多くの感想としては、関係なんてよくなるはずはない。
まあ、コレは歴史が証明していて、韓国を日本が仕方なく併合したときにも韓国って敵でも何でもなく、タダそこにある国として自然の要害として存在をしてほしいので支援をしていたが一向に文明国になろうとしないので、支配階級を解体するために併合した側面もある。
その時の日本の敵は帝政ロシアだったわけで、ロシアが怖いからその防壁として韓国を併合したってのがその時代を映す鏡だけど、なんでこんなことを記事として取り上げたかと言えば、NHKの大河で西郷隆盛をやっているからで、明治期まで行ったときに、征韓論を唱えた西郷の考えなどをどう書くのか?と言う事が興味がある。
幕末ものって、大河でははやらないという定説があって、それを福山の龍馬で覆したわけで、最近は視聴率もよいといったニュースなどもあるので、話題になるけど、初回が視聴率15%で低いとか何だかなと。
※どちらかというと方言きつい問題の方が面白いネタではあったけど。
さて、本題の中国の自分たちの歴史を改編していると言う話
その韓国よりも問題がある中華人民共和国さまなんだけど、中国は、基本建国70数年の若い国で、その前の王朝は滅んでその後には中華民国が正当な国家として建国され、内戦で中華民国と中華人民共和国が戦ってその後に中国として残ったのが現在の中華人民共和国って認識。
よく中国4000年の歴史って言うけど、どちらかと言えば滅亡史で中国という地域の国家はその地域を統一して治めたら、その前の王朝の歴史を悪と見立てて歴史を修正してしまうんだけど、現在進行形で、自分たちの国家で起きていることを否定している国も珍しい。
[blogcard url=https://this.kiji.is/324807750058001505 title=中国で「文化大革命」項目削除か content=中国の中学校で使われる代表的教科書「中国歴史」の改訂版で、大規模政治運動「文化大革命」(1966~76年)の項目が削除される見通しであることが13日までに分かった。社会を大混乱に陥れた文革の過ちを希薄化させる動きとして懸念や批判が拡大し、出版社が釈明する事態になっている。]
このニュースを見て驚いた。
凄い!
自分たちのやってきたことを完全否定するってね。
まあ、天安門事件もなかったことにしているけど、その前にあった文化大革命もなかったことにしてしまうんだね。
確かに文化大革命って何一つ誇れるものなくて、中国曰くの南京事件も真っ青の少なく見積もっても100万人、多い人では4000万人の自国民を殺していると言うしね。
確かに、昔から王朝の歴史などを見ると飢饉で死んでしまうってこともあるわけで、そうしたことは仕方ないのかもしれないけど。
そして、中国の歴史を顧みると数万人から数十万人人を為政者が殺すことは当たり前で、それは戦国時代から当たり前にあって統一の国家になっても常に一族皆殺しというのが当たり前に行われてきたから、日本人もやるのは当たり前って考えで南京事件(大虐殺ではんなく事件程度だろう)を起こしたに違いないといっているわけだ。
そしてはじめは10万人といって最近では40万人に増えているというどういったレトリックなのかさっぱりわからないが、そんなことを述べている。
文化大革命って面白いもので、経済的には当時中国は自分たちのライバルをイギリスと見立てて、そのイギリスを抜くために自分たちは鉄の生産で一位になるんだと言うことで、国内の鉄製品をとにかく溶かして鉄を生産してみたり、農業を革命するんだって二毛作とか三毛作ではなくとにかく深く穴を掘って作物を作付けすればたくさん収穫出来るはずという指導の下に農革を行ったりして大飢饉を発生させて強制労働などをして、自国民を殺しまくったわけだ。
内モンゴル自治区を自分たちの国だって言ってみたりするのもそうした、事大主義の極大解釈で、中華に属した国家が打ち立てた版図は、すべて自分たちの元に戻ってくるべきっておもっているのが中華思想でもあるわけで、内モンゴル自治区が自分たちの国の一部だってのはその一環が元になっているから発祥した歴史だしね。
地図で見るとわかりやすいので貼っておくと

ってな具合で明らかに万里の長城の外側なんだよね。
ここを自国って言ってしまうのは、モンゴルに中国の王朝がほろぼされてしまったからなんだけどね。
だから、清国だったときには国民の正式な頭髪が弁髪だったわけだし。
こうして、自分たちの歴史も否定して他国の歴史がおかしいと言ってみたりしても本来、説得力はないけど基本、歴史の勉強というものは、その国がどういった成り立ちで立ち上がってどういった影響で何が起きたのか?その背景にどういった国際情勢があったのか?なんてことを考えてみないと誤ってしまう。
なんで、こんなことを考えたかと言えば、2045年には中国がAIやサイバーで世界の覇権国になっているって記事を別で読んだからで、確かに習近平はそんな戦略を描いているかもしれないけど、2045年まで習近平って生きているのか?という問題の方が大きい。
※たしか今は64歳くらいだったような。
あと、27年後って習近平生きていたら91歳なんだけど。
それで世界を制覇したいという野望ってつきないのが凄いとは思う。
確かに、とんでもない金額をAIに投資をしていて中国という国は共産党の一党独裁という政治体制だから、電子マネー化とかシェアサイクルがゴミの山を築いても関係なくて、日本のビニール傘のごとくシェア自転車を捨てていたり、偽札が横行しているから電子化してしまえって感じで、そのうち独自の電子マネーを発行したりするんだろうなと。
ただ、それをブロックチェーンできちんと管理するのかとか、ビットコインやイーサリアムと取引出来る様にするのかといった問題もあるし、AIだってそこに共産党の思想に染めたAIなんて、他国が受け入れるのかという問題もある。
まあ、AIとかが一番早く定着して実践的に使用されるのは明らかに軍事転用なんでそうした意味では中国に分はあるかもしれにない。
ただ、その先にASIがあり得るのかということを考えると違うような気もしていて、そのうち、ハッキングとか防壁とかの技術についてはかなり中国が先行して行って、それを多数の国が採用するようになるとある種デストピアになるかもしれない。
そんなことをパーソン・オブ・インタレストの最終シーズンがAmazonプライムで見れたので見て感じた感想
こっちは第二次大戦でドイツと日本が勝ったらというデストピアもの
高い壁の男はシーズン2まであるな。