中国が「犯罪予知システム」を導入、ビッグデータから身柄拘束までを実施
これまでは隣組の密告型の統制をしてきたわけだけど、そうした統制では漏れがあるからということなのか、さらに強化した人種統制を行われているのが、新疆ウイグル地区という中国が戦後に不当占領した地域での人種撲滅政策の一環。
チベットなどでも火災を起こして寺院を燃やして宗教を奪うという弾圧をしている。
不思議なのは、トランプなどは確かに人種に対して圧力をかけるような政策を採っているが、それはアメリカという国自体で白人が減少した(減少したというよりも他の人種が増えた)ので、落ちぶれてしまった白人の票を取り込もうという思惑での行動。
でも、中国の場合は、習近平を皇帝にするがごとしの任期制度撤廃をしている。
※まあ、日本でも安倍政権が自民党の内規で、3選以上は駄目よ的な党議拘束を取っ払って次も安倍さんが総理をするみたいだけどね。
ただ、中国の場合何が駄目って、全く民主主義のプロセスを経ない本当の独裁体制だからだ。
その中で、人民をこれからどう統制をしていくか?ということで、人数が多すぎるため武官という武装民兵での取り締まりだけではなく「犯罪予知システム」という名を借りた、人のトレースシステムでちょっとでも何か党が気にくわないことをした人を、矯正教育という名の思想教育をして取り締まってしまうという、現代のファシズムを継承したかの統制を強めている。
これが広がって行くと何が起こるのか?と言う事を考えれば、新疆ウイグルは元々中国ではないイスラム教圏であって、人種を撲滅するためにイスラム教同士の結婚を停止したり、自由な恋愛を禁止したりすることでウイグル人という人種をこの世から消そうとしている。
良く、スイスに学べなんて言うようなことを日教組の方がいっているけど、スイスという国は永世中立国ということで中立を歌っているけど、実際には軍事大国であって自宅にはシェルター完備であったり、平時は軍隊には将校や維持部隊のみしかいない状態だけど、いざ、国が攻められたら防衛として日本よりも多い徴兵を行い山岳部に逃げ込んで交渉で戦争を終了させるというプランを組んでいる。
さらには民間防衛として、国民の家には銃器が備えられているし、永世中立国という標榜って単純に平和を歌っているわけではなく、どこにも与せずに自分たちは戦い抜きますよという思想であるわけだ。
だから、占領されてしまっている新疆ウイグルやチベットという国家は宗教を奪われ、自由な結婚も禁止され人種を消されようとしているしアイデンティティーである寺院すら燃やされてしまうという蛮行を行っているのが今の中国とも言える。
日本から遠いという風に思われる出来事でも海を挟んだ対岸の国で起こっている事実なわけで、空恐ろしい現実がある。
「犯罪予知システム」という監視社会システム
そして、この「犯罪予知システム」という監視社会システムはITの力で実現しているわけで、市場として14億人いておいしいと思い、おいそれと中国に進出するようなことをすれば恐ろしい現実によって、何もしていないのに捕まってしまう可能性だって大いにある。
また、「犯罪予知システム」は国民を監視するためのシステムで、国民が国を信用していないのと同じで政府は国民を信用してないから、金を全てQRコードに置き換えて、その経済の流通を今まで以上に把握でき、これからはその行動履歴全てを監視していくことになるのだろう。
実際、オリンピック直後に上海に行ったことがあるけど、中国の一流と言われるホテルなのに部屋に呼んでもいない売春婦が入り込んできたという経験がある。
基本的に、そうした犯罪に直結するような仕組みみたいなものが、中国という国には横たわっていて、経済だって内側の流通をQRコード決済に置き換えることで所得把握をしやすくすると共に、現金ではなくポイント化することで所得とうい感覚を無くしてキャッシュポイントをたくさん街に設置することで、お金の流動性を高めるという施策とも言えるのだろう。
なんてことをロイターのこの動画を見て思った。
今ではビックデータだけではなく、AIなども活用して自動検知などをしているみたいだからおいそれと軽犯罪ですら起こせない監視社会中国というものができあがっている。
まさに、PSYCHO-PASS サイコパスを地で行く国家になろうとしているのかもしれない。