ことしは、ようやくベースの基地なども出来てそちらも稼働を始めてくれた。令和元年から始めることが出来たと言う意味で切りがよい時期に始めたというのはかなりいいスタートであとはそれを加速するためのエンジンが必須になる。
ベースの基地などを作るだけではダメで、エンジンとなる機能を持つことでサブスクをプラスしてYoutubeや他を活用したサービスの活用で、アセットとしてかなり強力な場所になっていく。
サブスクサービスはどんなモノをやるのか??
単にサブスクといっても月額でお月謝をいただくシステムってなら既存の養成所などとはかわらない場所になってしまう。それだけではだめで、ストック型のコンテンツを作る事でWebの力も付与した場所にすることで付加価値が上がっていく。
また、Youtubeだけに頼ったコンテンツ配信の他にサブスク側ではYoutubeで見ることが出来ないプレミアムコンテンツを配信することでサブスクにも付加価値を足していくことが可能だ。
そして、PodCast。
昔よりも音声コンテンツのニーズは上がっている。しかし、それを収益化する場所が中々無かった。だから、音泉や響といった既存の不便なプラットフォームでしかなかなか活用しようがない状況だったのが音声コンテンツ。
でも、PodCast回りもかなり昔と違って改善してきていて、巨人の肩に乗れ的にGAFAのうちFacebookを除くプラットフォームにSpotifyが加わったベースで広告付きのPodCastが配信出来るようになった。
音声の収録ベースもアプリオンリーからWebベースを追加したプラットフォームはレガシーなシステムで作る事が出来るので、そうしたコンテンツをWeb回りの広告と音声広告などを付けて配信することでタダ単にやるというよりもスポンサードでキチンと支えのある仕組みとしても提供が可能だ。
一時ブームになったのも言ってしまえばテック系界隈だけで、他にはスケールしなかった事を考えるとそりゃ当たり前でPCベースのサービスはスケールしようがなく一般には広まらない。
今はYoutubeを使った音声配信をしている人たちも多いけど、それは視聴してくれるユーザーも多いから、んで、Spotifyなどもユーザー増えて来ていることを考えてラジオ系のコンテンツを強化していくことを考えれば、いまから始めておくことで先行者利益を得ることが出来るベースが整ってきたと言える。
気になっていた音声広告の制作を請け負うなども可能になるだろうから、余計に引きとしてやっておくことは損はない。
では、どんなサービスがあるのかをメモしておこう。
アプリベースなら
アプリベースのサービスはいくつかある。
そしてPodCastの概要などはこちらの記事を見るとよくわかる。
https://note.com/taisukeyagi/n/nce942581f0bf
Anchor(アンカー)
Spotifyが2019年の2月に買収したポッドキャスト配信サービスです。このシステムの素晴らしいところはクリエイターが音声コンテンツをスマートフォンから簡単に公開、配信できることです。アンカー側にホスティングがされるためサーバー費用などはかかりませんが、アンカーの持つ一部チャネルで広告が挿入される場合があります。
だそうで、アプリで収録した音声の管理なども出来るので、サーバーリソースを考えたくない場合は最適解になるのかも。
SoundCloud(サウンドクラウド)
サウンドクラウドは確かに悪くないんだけど、どうにも経営が不安定ではじけ飛んでしまう可能性もあることから個人的にはちょっと利用については不安を持っている。
ドイツのベルリンに拠点を置く音声ファイル共有サービスです。音楽をやっていたことのある人からすると自分で作った楽曲を上げるサービスの印象が強いかと思いますが、ポッドキャスト配信にも対応しています。一定の使用量を超えると有料化が必要になります。
例を上げると、以下の番組などはSoundCloudから配信されているようです。
ドングリFM
pilotboatcast(パイロットボートキャスト)
ただ、候補に挙げておいても良いだろう。
Radiotalk(ラジオトーク)
音声コンテンツのCGMことトーク配信アプリ『Radiotalk』もポッドキャストへの配信に対応しています。こちらもAnchor同様に手軽にスマートフォンから収録、編集、公開、ポッドキャストが可能で、無料で使用することができます。そのためRadiotalkに音声コンテンツをあげておけば自分たちが作った音声コンテンツを世界中に配信できることになります。
アプリ内にスタンプや投げ銭システムがあったり、コンテンツの配信を非常に手軽に行うことができるのが特徴です。
例を上げると、以下の番組などはRadiotalkから配信されています。
少女漫画喫茶
怪異伝播放送局
Radiotalk(ラジオトーク)については、まだまだスタートアップという感じであえて取り組みに入れる必要があるか迷うところなので、ひとつのチャンネルとしては良いのかな位で、推奨はしない。
himalaya(ヒマラヤ)
中華産のサービスをわざわざ導入する理由もないので、こちらもやらない。というか選択肢としては有りでバックアップとして流しておく程度でいいのかも。
ようするに、いま紹介したのは視聴してくれるユーザーをトータルで増やす事を目的にするのであればサブチャンネル扱いとしてやっておいて損はないという場所になるだろう。
そして、やはり本命は自分たちの場所で配信をすることにある。
WordPress(ワードプレス)
本命というか母艦としてはコレだろう。
ここにコンテンツを置いておき、サーバー負荷という意味でもストレージという意味合いでも用意しておきTBSさんのようにDL可能にしなければそこまで負荷も起きえない気もするし、バックアップとしてここにYoutubeも加えておけば、音声のみのコンテンツの幅が広がる。
オペレーションは手間になるかもしれないけど、将来的にAPIたたけば母艦からアップや配信、公開のコントロールも出来るシステムを作っても良いだろう。
まとめ
配信先のチャンネルとしてはGoogle PodCastやAmazonはEchoなどでPodCastを受信できるようになったので、そこに乗っかりあとは、SpotifyPodCastが本命になるかもしれない。
マーケット規模としては、米国で1000億市場になってきたので、日本は立ち枯れている事からここに声優などのコンテンツを多量に投入することが出来れば、自分のPRの場所としても簡単にできるし、しゃべりの勉強としてツイキャスやニコ動をやってというよりもPodCastを今からならおしていきたい。
昔の状況は
1 . チャネル(聴く方法が限定的でハードルが高かった)
2. コンテンツ配信(コンテンツを提供する側のハードルが高かった)
と作るのも配信するのもさらには聴くのもハードルが高かった訳だし、アプリなどのラジオアプリも有るけど、どうにもプラットフォームとしては惰弱でなんだか資金を回収するためのUGCには特化するより厳選というなのシュリンクを侵しているようにしか見えないので、PodCastの民主化で誰にでもできるソリューションとはラジオアプリはなっていない。
でも、その様相が変わって、 ポッドキャストの広告に、タイアップ型のスポンサードコンテンツと、スポットで挿入される広告のタイプの広告が挿入できるようになったようなのでそれを活用できればマネタイズも用意だ。
んでこの2つの広告は基本先行者利益が大きく初めに気がついてやっておいたほうがメリットがたくさんある広告手法なのだ。
あとはユーザー課金も出来るソリューションもそろってきたので、プレミアム会員限定のコンテンツとしても価値が上がってくる。
その好例がこの「ドングリFM」さんだ。
あとは、 デジタル音声広告(オーディオアド)のマネタイズ支援 をしてくれている オトナル さんに頼ってコンテンツとしても制作ソリューションとしても立脚出来ると面白い取り組みにもなり得る。
2020年は取り組みとしてこんな事も俯瞰しておいても良いのかもしれない。
気になっていたオーディオアドという市場はまだまだ小さいけど時流に乗れれば自分たちでマーケットを作って行くという道のひとつにもなりえるしね。
しかし、気がついているのかアプローチしているのかわからないけど、Youtubeで音声だけで配信をしている人たちを取り組む努力はしているのだろうか??
そのあたりが疑問だ。