2018年の清水エスパルスを振り返る。契約更新も決まって移籍する人は出そろった感
2018年は出だしは素晴らしいスタートでした。
ソッコ・デュークが抜け、白崎も抜ける事を想起して置いても厚い選手構成は堅持しているので、どこを補強していくかはその抜けを考慮しているんだろう。
2018年の終盤での解説はこの動画がわかりやすい解説ですね。
さて、そうした事も含めて全体を総括していく。
まずは監督総括
やはり1番大きいのはヤン・ヨンソン監督を招聘したことだろう。
FBのコミュでは、やたらと懐かしいベテランを擁護して、そういった人を招聘するべきだとか懐古主義的な人も多いけど、プロというメンタルで考えるなら、人はドンドン入れ替わっていくべき。
そういった意味では、小林監督の采配よりも効果的な人員配置と戦術を体言してくれたわけで、能力をきちんと発揮出来る采配を振るってくれたヨンソン監督には感謝だ。
ヨンソン体制1年目の今シーズン、14勝7分け13敗の勝ち点49で8位に食い込んだ。
昨季の8勝10分け16敗で、勝ち点34の14位から大躍進した。
この数字からも明らかだし、サイドも怪我があったとは言え前半は石毛と金子というプレーヤーを配置して昨年と同じ4ー4ー2ではあるが、中身は様変わりしていた。
そして、DF総括
2017年シーズンはDFが定まらず、カヌ・フレイレというセンターバックはフィットせずに、日本人を起用し続けたわけだけど、正直、角田・二見では荷が重く、立田の起用と言う事もなかっただろうけど、ファン・ソッコが加入してディフェンスリーダーが生まれたことにより、フレイレとのコンビは安定し、右は鎌田が怪我をしたこともあって、立田が起用されるというサプライズ。
そして、立田が見事にはまって失点が54から48へと減らす事に成功。
懸念点としては、立田を中に戻して、右は鎌田と六平で対応するのか、飯田を使うのか?
立田だって、代表がある事を考えると伊藤・飯田などの成長を期待したいところだけど、水谷などのスキルを見るともう少し修行に出した方がよいのでは?と見えてしまう。
まあ、おそらく年末にテスト生として練習に参加していた外国人が加入する可能性は大きい。
フロンターレからもエウシーニョが移籍をしてくるわけだし。
MFについて
西澤といった選手が大学出の即戦力をとったので、白崎の代替としては十分だろう。
左は石毛の奮起は必要だけど、西村や西澤がどうコンバートされるのか?と言う事を考えれば、この層も厚くなった。
ユースも強くなってきた事を考えれば下から上げてこれる逸材も育っている事を考えれば、若手が出てくる想定が出来る。
金子もドリブルをコンシェルジュに学んだりしているので能力を伸ばしてくるだろうし、白崎が抜けても実際にはさほど痛みは少ないと言うのが私の見方。
まあ、残念は残念だけどね。
巣立っていく人は行けばよろしい。それがプロの世界。おそらく鹿島さんが良い評価(お金)を提示してくれたわけでしょうし。
エスパルスはこれからのチームだから、まだ運営費がそこまで金出せる体制じゃないしね。
名古屋みたく金満チームじゃないし。
FWについて
得点は36から56へと大きく上積みというのが大きく、前半は北川+クリスランという基本体制。
ただ、北川とクリスランという組み合わせと、後半から入ってきたドウグラス+北川という組み合わせは、相性というのか、ドウグラス>クリスランという力の違いはあるにしても、北川の爆発もあってのドウグラスの活躍だったことを考えれば、クリスランの契約はのこっているのだろうけど、怪我明けでも必要かはわからない。
まあ、交代要員としてはテセ・クリスランといる事でかなりの脅威になるのは確かなので、魅力的な構成になっている。
まとめ
滑り込みで中村慶太くんの加入が公表されたようですがこれは折り込み済みですね。
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/41735/
あとの陣容については新しい選手の獲得情報を正式発表するのは2019年1月11日のようなので、それまで楽しみに待っている事になるのかな?
白崎の移籍とエウシーニョの獲得もその近辺で公表されることになるのだろうから、まだまだストーブリーグも熱いですが、年内はこうした情報で打ち止めなんでしょうね。
2019年も開幕が楽しみです。