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2018年AWAY初戦 ヴィッセル神戸 VS 清水エスパルス

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J1 第2節

キックオフ:
3/3(土)16:00
試合会場:
ノエビアスタジアム神戸24058人
主審:
池内 明彦
ヴィッセル神戸
21前半24
1後半2
試合終了
1試合後勝点4
清水エスパルス

2018/03/03 マッチレビュー

 

昨年の初戦では、完封され最終節には勝ち点を奪って自力で残留を決めた相手として、ヴィッセル神戸というのはなんとなく験が良いチームという気がしている。

そうした意味では、アウェイ初戦としては申し分のないチーム。

ハイブリッド芝生というのはどういったものかよくわからないけど、人工芝と天然芝を組み合わせた芝生ということで屋根のあるスタジアムでは有用なのかも。

同じく屋根のある札幌ドームはグラウンドを芝生育成のためにドームから出さざるを得ないというデメリットもあり天然芝はオープンスタジアムのみっていう感じもあるのかも。ロシアなどは人口芝のスタジアムは結構あるようだし。

そうした新しい試みというものが取り入れられて、どうなるかな?という入りのスタートだった。

実際、見ていての感想だとボールが走るけど、清水のホームアイスタは水をしっかりまく天然芝のスタジアムで球足が速いのは同じであり、案外なれているようなボールの転がりだったように思う。

試合の序盤の所感

入りこそ、ヴィッセル神戸に押し込まれたが、押さえるポイントがわかってくると前にプレスをかけたりチェイスのおかげで、パスミスを誘発して、そこを起点にボールを奪えるシーンを作れるようになった。

相手は、ポゼッションを標榜しておりボールを回してリズムをつかみ、そこから前へ出て行きパス回しで相手を切り崩すというサッカーを目指しているようだ。

しかし、その完成度は低く、同じくポジションを高く取っている川崎フロンターレとは全く違うパス回しだ。

結局、前線のポドルスキーにボールを当てて、その球をハーフナー・マイクや田中順也・三田が拾うという展開だった。

ただ、ポドルスキーは、自由に出入りをするので、ボランチと近い位置でゲームをコントロールするようになってしまうと、バイタルエリアにはハーフナー・マイクのみになってしまうので、DFとしては囲みやすく、実際に、前半の早い時間帯はペナルティエリアまで侵入出来る様な突破はなかった。

事実、前半はほとんどロングシュートばかりで、サイドアタックもなかったのでクロスを怖がることもなく、運ばれてくるボールをはじき返していれば良かった訳だ。[/vc_column_text]

極めて個人的な感想 採点表

 ポジション選手名評価点
GK六反 勇治6
DFファン ソッコ6
DFフレイレ5
DF松原 后6
DF立田 悠悟7
DMF竹内 涼5.5
DMF河井 陽介5.5
SMF石毛 秀樹6
SMF金子 翔太6
FWクリスラン6
FW北川 航也6.5

交代選手

ポジション交代選手名評価点
GKミッチェル デューク5
DF鄭 大世6
監督ヤン・ヨンソン5

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攻めの形の完成度は?

攻撃としては、鹿島戦は、崩しの連動というものがまだまだだった感じがしたが、そこをきれいに修正してきておりきちんとリスクマネジメントも出来ていた。

自陣ではなるべくボールを奪われない。

相手がボールを持っている時には、引きずられずに必ず誰かがアタックに行く、そして、そのカバーリングもすると言う意味で、ボランチには負荷の高い闘いだけど、それ以上に出足が要求されるため、昨年はそうした形までいけず、相手が攻めてくると引きずられて下がっていた。

しかし、今シーズンは、相手が攻めてきた時にもきちんとボールウォッチャーにならずに前へプレスをして、球際での勝負をするというデュエルがきちんと出来ていた。

そうした形を清水エスパルスが作っている時にはボールを奪えていたし、そこからビルドアップをして竹内なり河合がボールを配球してクリスランに当てて、金子や石毛がボールを拾えていた。

実際、1点目はクリスランが決めたわけだけど、河合がボールを獲って、それを金子に配球してロングパスを北川に通したところで、中へクロスという素晴らしい形からだ。

ゴール自体はクリスランの技ありシュートだったことも昨年にはない形で、昨年のサイド攻撃一辺倒という形から一つ進化した形をしめすことが出来た。

2点目も石毛がペナルティエリア内でサイドへ流して北川が押し込む形だった。

そうした意味で、本日は石毛が前線で大車輪の活躍だった。

前節もよい動きをしていたけど、出足や球際へのトライといった形が素晴らしく、昨年の白崎にはないキープとパス、球際への競り合いというものを見せていた。

ヴィッセル神戸の1点目も石毛があと少し身長が高ければ止めれたかもしれない形で、サイドの悪い形ってこの1点くらいだった。

苦しい時間が続いたけど、その後、押し込まれるのを恐れずに立田がオーバーラップをしてゴール前に顔を出して、インタビューでは攻撃が苦手と言ったが見事にシュートを決めて見せた。

また、昨年と違う点として松原の上がりとそのパスの質だ。

昨年は、松原は状況を考えてはいたけど判断が甘いまま上がってしまい、相手に自由にその裏のスペースを使われていたが、今年は状況や石毛とのスイッチをしっかりしてから、オーバーラップをしてアーリークロスではなく、きちんと抜いてから中へのクロスを低い弾道で上げている。

これは前のFWがクリスラン一枚が高く、北川や金子が足下がうまいということを考えるとそれたボールを押し込むと言う形を作りやすい様にクロスをあげることが出来ていた。

総じて、相手のミスをうまくついてゴールをきめることが出来たので、気持ちがよい勝利だったと言えるだろう。

そして、なんと言ってもシュートが7本だったがすべて枠内へ飛んでいるということを考えると省エネの中で確実性の高いシュートを打っていたことになる。

シーズンが始まる前は、ショートプレスがどうか?と言ったことや、マスコミの事前レビューで清水エスパルスが降格候補に上げられていたが、まだまざ序盤とは言え、引き分けから勝利というきちんとしたステップを踏んだ試合を展開しており、練習試合などもきちんと勝利をしていることを見ても、調子が良いと言う事が見えてきている。

そして、一番大切な自身というものは勝利からしか得られないので、そうした自身を身につけて勝ちを積み上げて行ってほしい。

チョン・テセ選手も先発ではないことで腐らずに必ず必要になるシーンが来るはずなので、そのチャンスを虎視眈々と狙ってほしいし、そのキバを研ぎ澄ませてほしいと願う。

ともかくうれしい勝利だった![/vc_column_text][/vc_column_inner][/vc_row_inner][/vc_tta_section][vc_tta_section title=”メンバー” tab_id=”1519539289169-7ea21b5f-3a44″]

スターティングメンバー

ヴィッセル神戸

Pos#選手名交代
GK18キム スンギュ
DF3渡部 博文
13小川 慶治朗交代:
後半32分
22橋本 和交代:
後半17分
39伊野波 雅彦
MF5チョン ウヨン
8三田 啓貴
21田中 順也
23松下 佳貴
FW9ハーフナー マイク交代:
後半32分
10ルーカス ポドルスキ

清水エスパルス

Pos#選手名交代
GK13六反 勇治
DF3ファン ソッコ
4フレイレ
25松原 后
28立田 悠悟
MF6竹内 涼
17河井 陽介
29石毛 秀樹
30金子 翔太
FW20クリスラン交代:
後半36分
23北川 航也交代:
後半25分

試合経過

前半6分警告:フレイレ
前半13分0 – 1得点:クリスラン
前半26分0 – 2得点:北川 航也
得点:田中 順也前半32分1 – 2
警告:ルーカス ポドルスキ前半40分
警告:チョン ウヨン後半15分
橋本 和>ウェリントン後半17分
得点:チョン ウヨン後半24分2 – 2
後半25分北川 航也>ミッチェル デューク
後半27分2 – 3得点:立田 悠悟
警告:ハーフナー マイク後半29分
小川 慶治朗>高橋 峻希
ハーフナー マイク>渡邉 千真
後半32分
後半36分クリスラン>鄭 大世
後半37分2 – 4得点:金子 翔太
後半39分警告:六反 勇治
後半45分警告:鄭 大世

スタッツ

59%ボール支配率41%
19シュート7
6枠内シュート7
1オフサイド3
16フリーキック11
6コーナーキック3
0ペナルティキック0
警告
3
退場
0
警告・退場
警告
3
退場
0
順位チーム名勝点試合数勝数引分数敗数得点失点得失点差
1 名古屋グランパス62200422
2 ベガルタ仙台62200202
3 川崎フロンターレ42110413
4 清水エスパルス42110422
5 湘南ベルマーレ42110321
6 鹿島アントラーズ42110101
7 柏レイソル32101211
8 サンフレッチェ広島31100101
9 セレッソ大阪22020440
10 浦和レッズ11010110
10 サガン鳥栖11010110
12 北海道コンサドーレ札幌1201134-1
13 FC東京1201112-1
14 ヴィッセル神戸1201135-2
15 横浜F・マリノス1201113-2
16 V・ファーレン長崎0100112-1
17ガンバ大阪0200224-2
18 ジュビロ磐田0200204-4


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