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2018年 FC東京 VS 清水エスパルス 雨の中の激闘を制する

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J1 第28節

キックオフ:
9/29(土)17:00
試合会場:
味の素スタジアム33789人
主審:
西村 雄一
FC東京
00前半02
0後半2
試合終了
43試合後勝点37
清水エスパルス

2018年09月29日 マッチレビュー

今年は台風の当たり年で、秋に入ってから週末は結構あいにくの空模様に覆われている。

そのせいで、試合が順延になるケースもあり、清水エスパルスも一度、順延に他のチームでは、終盤に入って下位で調子を上げている名古屋なんて2試合も順延。

つまり、降格ゾーンから抜け出した名古屋には2試合のアドバンテージが控えているという強みもあるわけだ。

そうなってくると今日の試合って案外、混戦の分水嶺になっている気がしていて下位に沈んでいくチームと上がってくるチームの明暗が分かれてくるという試合。

そんな試合で、方や4位以内狙い方や降格圏からの一刻も早い脱出という目標値の違いが見えてくる。

目標値こそ違うが、相手チームは長谷川健太監督擁するFC東京だし、太田や林といった昔なじみの選手もいるチーム。

対するエスパルスは、やはり岩ちゃんでは安定しない守備を見事に安定させてくれるソッコ先生が戻ってきてくれました。

ファン・ソッコはやはりDFリーダーとして前へ押し出して、守備をカバーする範囲が広く、またライン統率もしてくれるのでここ数試合続いていた失点という面では、かなりの安心材料。

結果、久々の完封試合となりました。

試合運びとしては、ゲームの入りこそさすが前節もあり緊張感がありますし、相手もサイドを使ってくるチームで、リンスやディエゴ・オリベイラという驚異もあって、そこにゲームをコントロールする役割で高萩といった高性能な中盤の選手が存在するやっかいさがあった。

でも、次第に清水がボールを支配、ショートカウンターの捕まえどころをきちんと保持して前へ押し上げることが出来るようになる。

このあたり前節の反省にたってなのかわからないが、竹内が上がりすぎず、DFとボランチをつなぐような動きをきちんと意識していたし、河井がバランスを取ってパスを供給するというボランチが実にボランチらしい仕事をしてくれるようになっている。

以前は、守備に吸収されてしまうか、攻撃に吸収されてしまうかでボランチと言うよりも中盤の一つに過ぎなかったけど、それがポジションとしての役割が果たされるようになった。

最後も石毛と相性の悪い松原が上がるチャンスがなかった訳だけど、竹内と白崎がカバーとキープをしてくれるので松原も上がれるようになっており、そうした意味で全体のバランスがとても良くなっている。

だから、無駄に走るシーンも少ないのできちんとここで引っかけてボールを獲るんだという意思も感じられて、かなり安心感のある試合運び。

再三再四、狙いを持ってドウグラスに当てて、狙う。

北川や金子へボールが流れるといったチャンスが無数に生まれるようになった。

だから、ポゼッションは低くてもシュートの数は多くなりより効率のよい試合が出来るようになってきている。

実際、先日のガンバの試合でも、前半こそこのような攻めや守りが機能しなくて苦しんだけど、後半ビルドアップの回数が増えて落ち着いてボールを奪える体制を作れるようになってからは、相手の怖さを感じさせずに攻め続ける事が出来ていた。

今日の試合も、相手の攻撃はあったけど徐々にボールの奪いどころを決めて、トライに行くようになり結果、白崎がボールをドウグラスへパス、それをドウグラスがロングを打つ。

雨に濡れた芝を這うように進むボールはGK 林の想像を超えて加速をしておりはじくのが精一杯。

はじいたボールを北川が押し込むという1点目。

これは、ドウグラスだけでは決めきれないシーンがあるので必要なプレーだし、北川に求められている動き。

もちろん、切り替えてのシュートという持ち味は失ってほしくないけれど、こうしたプレーがFWに求められる仕事だ。

美しく抜き去って決めるゴールだけがゴールではないからね。

どちらかと言えば1点でも多く奪ってほしいというわけだ。

2点目もドウグラスが奪ったPKを決めゲームセット。

このあと、一進一退もあり選手交代で、石毛やクリスランが入ってきて、その度にフォーメーションを変えるという形で面白い戦いだった。

まとめ

懸念として持っていた、松原の調子もあったけど前述したとおり、今シーズンからの選手起用で前に背の低い石毛と金子とうい選手を起用していたけど石毛と松原の相性が悪く、石毛もサイドに出てしまうとドリブル突破でクロスという選択肢になるので、そうなると松原の攻めるスペースがなくなる。

昔はもっとアーリークロスを上げていた印象もあるけど、アーリーも警戒されているし、深い位置まで切れ込んで、抜ききってからのクロスという方が良いのは確かだろう。

そして、ドウグラスは高さはあるけど、それよりもやはりサイドからは抜いてからの動きや裁きもうまいので、立田が素直に上げている分、松原は色々工夫をしようとしているそぶりがある。

ただ、いかんせんスピードがあるわけでもない事を考えると抜き生きれない。

一時はカットインからのシュートも意欲的に狙っていた。

これは石毛がサイドに流れて上がるスペースがないので、中へ斜めに切れ込む道を探していた風だったわけだけど、これは白崎が使う型の選手なので,松原の上がってくるシーンは後半に向かって増えて行くかもしれない。

そんな感じで、色々収穫が引き続き多い試合で見事に勝利、あと一勝をすればかなりの精度で残留は決定するわけだから、次節も勝利をもぎ取ってほしい。

レフリーも良かったし良い試合だった。

 

しかし、最近はヨンソン監督がインタビュー時に必ず日本語をワンフレーズだけ交ぜてくるのをいじる人が増えてきたな。[/vc_column_text][/vc_column_inner][/vc_row_inner][/vc_tta_section][vc_tta_section title=”メンバー” tab_id=”1519539289169-7ea21b5f-3a44″]

スターティングメンバー

FC東京

Pos#選手名交代
GK33林 彰洋
DF2室屋 成
3森重 真人
6太田 宏介
48チャン ヒョンス
MF8高萩 洋次郎
18橋本 拳人交代:
後半39分
27田邉 草民交代:
後半26分
38東 慶悟
FW9ディエゴ オリヴェイラ
13リンス交代:
後半14分

清水エスパルス

Pos#選手名交代
GK13六反 勇治
DF3ファン ソッコ
4フレイレ
25松原 后
28立田 悠悟
MF6竹内 涼
10白崎 凌兵
17河井 陽介
30金子 翔太
FW23北川 航也交代:
後半36分
49ドウグラス交代:
後半47分

試合経過

警告:森重 真人前半31分
リンス>米本 拓司後半14分
後半20分0 – 1得点:北川 航也
田邉 草民>永井 謙佑後半26分
後半36分0 – 2北川 航也>石毛 秀樹
得点:ドウグラス
橋本 拳人>矢島 輝一後半39分
後半47分ドウグラス>クリスラン

スタッツ

56%ボール支配率44%
7シュート12
2枠内シュート4
3オフサイド1
12フリーキック16
5コーナーキック6
0ペナルティキック1
警告
1
退場
0
警告・退場
警告
0
退場
0
順位チーム名勝点試合数勝数引分数敗数得点失点得失点差
1
サンフレッチェ広島
55261745412021
2
川崎フロンターレ
49251546391920
3
FC東京
4226126833249
4
ベガルタ仙台
412612593637-1
5
北海道コンサドーレ札幌
412511863536-1
6
セレッソ大阪
40261010633294
7
鹿島アントラーズ
3926116935341
8
ヴィッセル神戸
36261061033312
9
浦和レッズ
352698933276
10
清水エスパルス
3427104133840-2
11
ジュビロ磐田
33268992835-7
12
名古屋グランパス
312594124245-3
13
湘南ベルマーレ
302586113035-5
14
ガンバ大阪
302786132939-10
15
横浜F・マリノス
292685134345-2
16
サガン鳥栖
292678112127-6
17
柏レイソル
292692153241-9
18
V・ファーレン長崎<
242673163148-17


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