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2018年 湘南ベルマーレ VS 清水エスパルス 優勝と降格が確定する中での試合

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J1 第32節

キックオフ:
11/10(土)14:00
試合会場:
IAIスタジアム日本平17974人
主審:
佐藤 隆治
清水エスパルス
20前半00
2後半0
試合終了
47試合後勝点37
名古屋グランパス

2018年11月10日 マッチレビュー

案外胸熱な展開をしてくれた試合だった。他会場では、川崎が負けたけど優勝が決まって、ヴィファーレン長崎はジャパネット効果むなしく、J2への降格が決定、清水エスパルスは、本日の勝利で降格は確実になくなった試合。

まあ、残り2試合とは言うモノの、ここで降格云々と言われたくはないよね。

今日は、調子を落としていたという金子を外して石毛を右サイドで先発。このような采配を獲れるだけの選手層の厚さが加わってきた今の清水エスパルスというのは、一桁順位を伺うにふさわしいチームになったという印象。

しかし、今年は、どのチームも一進一退の攻防が多く、どこが図抜けて強いというチームがない中で、着実にチームの地盤を固めてきたエスパルスの強さが光った試合だった。

序盤から前半にかけては、なんとしても勝ち点がほしい相手である名古屋グランパスが押し上げてきたため、防戦が多くなったが、実は今年のエスパルスは相手が出てきて、ポゼッションを高めてくれる方が優位に戦えるスタイルを獲っている。

特に、名古屋はフィニッシャーである、ジョーを警戒しておけば後は最終的にサイドに流すか、玉田を押さえれば怖いチームではない。

まあ、ガブリエル・シャビエルも警戒が必要だし、何本かよいスルーパスを通されてはいたが、前半の1番の失敗シーンは玉田が左に抜けてクロス気味にシュートを放ったシーンだけだった。

それ以外は、要所でエスパルスのカウンターを警戒するあまり、相手の中盤のギャップが開いていき、前へ行きたい攻撃とディフェンスとの間に、エスパルスの守備が入り込んで、ボールを奪取するシーンを作り出していたわけだ。

これが今シーズンに確立したエスパルスの1番のストロングポイントで、所謂奪いどころというものを定めて、そこでボールを奪取してのカウンターは強力な攻撃を演出している。

縦に早い攻撃を数度繰り返せば相手はそのケアのために中央を避けて、サイド主体にならざるを得ないから次第に、サイドの攻防が重要になってくる。

そうすると、松原と立田が生きてきて、駆け上がるシーンも増えてくれるわけだ。

これがある意味勝ちパターンになってくる。

逆に主な攻撃がサイドだったりすると、サイドの押し上げが出来ないまま、ディフェンスに負われてしまうので、その裏でボールを拾われてセカンドアタックを食らってしまう悪循環になるわけで、それが先日のベルマーレ戦だったのだろう。

しかし、今日は、相手があ前へボールを運んでくる、一昔前の川崎の攻撃を彷彿とさせる押し上げではあった。

川崎と名古屋の違いは、やはり中村憲剛が、いるかいないかにつきるのかも。

押し上げはあるが、ジョーは裏を取れない、獲るのは玉田。

そうなるとサイドをとなるけど、それも次第に数が減っていく。

こうなってくると、後半に生まれた得点は必然のゴールだったと言えるのかもしれない。

立田の2本のクロスは、その前の金子のプレーから生まれている訳で、小兵ながら駆け回るダイナモ的な動きは相手の混乱を生み出して、裏に抜けて立田がよいクロスを上げて北川・ドウグラスの得点を演出。

素晴らしい展開だった。

しかし、一方気になるのは左サイドで、いろいろ試しているし、研究されてしまった松原の動きだ。

今年は、どうにもドリブル途中でボールを奪われるシーンが多くなっている、研鑽を積んで色々なクロスのバリエーションを増やすのは大切だが、1番致命的なのは、いままでは抜くことが出来ていたドリブルを止められていると言う事。

これが実は、松原のパフォーマンスを下げてしまっている要因で、強引な突破はしているけど、以前は回りをきちんと使って抜いていたが、今は一人で抜きに行く事が多い。

一人で抜きにかかっていいのはゴール前か、コーナー近くから中へ切り込むシーンだけで、後はきちんと石毛・竹内・白崎といったパートナーを使って自分で運ぶか、パスで抜くかを絡めて展開をしなくては、とても、突破しきれるものではないだろう。

その辺りを注意してほしいと感じた試合。

クリスランTシャツ
クリスランTシャツをみんなで着ていた

ただ、勝ちロコも含めて、クリスランTシャツを着て、エールを送るチームの状態の良さを見せてくれるエスパルスの今の強さは本物になりつつある。[/vc_column_text][/vc_column_inner][/vc_row_inner][/vc_tta_section][vc_tta_section title=”メンバー” tab_id=”1519539289169-7ea21b5f-3a44″]

スターティングメンバー

清水エスパルス

Pos#選手名交代
GK13六反 勇治
DF3ファン ソッコ
4フレイレ
25松原 后
28立田 悠悟
MF6竹内 涼
10白崎 凌兵
17河井 陽介
29石毛 秀樹交代:
後半9分
FW23北川 航也交代:
後半35分
49ドウグラス交代:
後半40分

名古屋グランパス

Pos#選手名交代
GK22ランゲラック
DF14秋山 陽介交代:
後半43分
17丸山 祐市
20中谷 進之介
29和泉 竜司
MF4小林 裕紀
15エドゥアルド ネット
23青木 亮太交代:
後半17分
28玉田 圭司交代:
後半25分
FW7ジョー
10ガブリエル シャビエル

ベンチ入り選手

清水エスパルス

Pos#選手名交代
GK1西部 洋平
DF26二見 宏志
27飯田 貴敬
MF11村田 和哉
30金子 翔太交代:
後半9分
FW9鄭 大世交代:
後半40分
19ミッチェル デューク交代:
後半35分

名古屋グランパス

Pos#選手名交代
GK16武田 洋平
DF3櫛引 一紀
5新井 一耀交代:
後半43分
31金井 貢史交代:
後半25分
MF9長谷川 アーリアジャスール
25前田 直輝交代:
後半17分
FW11佐藤 寿人

試合経過

警告:竹内 涼前半25分
石毛 秀樹>金子 翔太後半9分
警告:フレイレ後半10分
得点:北川 航也後半14分1 – 0
後半17分青木 亮太>前田 直輝
得点:ドウグラス後半20分2 – 0
後半25分玉田 圭司>金井 貢史
北川 航也>ミッチェル デューク後半35分
ドウグラス>鄭 大世後半40分
後半43分秋山 陽介>新井 一耀

スタッツ

43%ボール支配率57%
11シュート8
6枠内シュート2
1オフサイド2
13フリーキック18
3コーナーキック10
0ペナルティキック0
警告
2
退場
0
警告・退場
警告
0
退場
0
順位チーム名勝点試合数勝数引分数敗数得点失点得失点差
1 川崎フロンターレ63321967532627
2 サンフレッチェ広島563217510443113
3 鹿島アントラーズ52321571047398
4 北海道コンサドーレ札幌513214994446-2
5 FC東京50321481037298
6 浦和レッズ483213910473512
7 清水エスパルス47321451349418
8 セレッソ大阪47321211937343
9 ベガルタ仙台4532136134248-6
10 ガンバ大阪4231126133641-5
11 横浜F・マリノス41321251554522
12 ヴィッセル神戸4132118133947-8
13 ジュビロ磐田41321011113444-10
14 湘南ベルマーレ3731910123439-5
15 サガン鳥栖3732910132733-6
16 名古屋グランパス3732114174856-8
17 柏レイソル3332103194052-12
18 V・ファーレン長崎293285193453-19


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