J1 第10節

キックオフ:
5/3(金)15:00
試合会場:
県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ
31前半00
2後半0
試合終了
17試合後勝点8
清水エスパルス

2019年05月03日 マッチレビュー

試合を握れない。徒労感の大きな試合だった。

鹿島アントラーズというチームは、完成度が常に高いチームで、前節の悪いところを修正してあまりある力を発揮してくるそんなチームだ。

対して、清水エスパルスとしては、浦和レッズとの対戦は紙一重で、少しの差で負けているという事で、どうしても勝ちきれない試合が続いている。

そうした意味では、昨年、勝ちの波を引き寄せてくれたドウグラスが初スタメンと言う事で、良い試合を期待していた。

2019年 鹿島アントラーズ VS 清水エスパルス 令和の敗戦002

そうした意味では、初のベストな布陣で臨んだはずの試合。

しかし、鹿島アントラーズにコテンパンにやられてしまった。

確かに1点は幻に終わっているけど失点しているシーンは完全に崩されて守備が崩壊という風には言えないが、守っているのに、それを上回られてしまったと言うのが致命的だ。

2019年 鹿島アントラーズ VS 清水エスパルス 令和の敗戦001
幻に終わった1点目。しかし、取り消されたのは残念。

サポーター間では、また、ジャッジ案件ということで騒がれる内容。

確かに、コレが先制になれば、相手は前により出てくることで、後ろに隙が生まれてカウンターチャンスにつながる率は高まった気がする。

しかし、本来、奪いどころを決めて、そこでボール奪取というのがスタイルのはずが、後ろのボール回しでテンポを作るはずなのに、そのボール回しを狙われて追われてしまうことでリズムを失って、ミスパスを奪われてしまう展開。

1点目も、金子とエウシーニョを白崎に交わされて、素晴らしいゴールを献上してしまった。

2019年 鹿島アントラーズ VS 清水エスパルス 令和の敗戦004
移籍で結果を出している白崎。ホント、このままだと松原とかもとられてしまう可能性もある。

実際、今日の試合はこのゴールシーンで勝負あった感のあるような展開。

後はじり貧で、押されてしまうことで、ボールを奪って攻めるという体制を作れず、ずるずると展開してしまい、敗戦という運びになってしまった。

確かに、マイナスな意見で誰を首にすればとか、監督を変えれば勝てるとかそういった話ではなく、完璧な敗戦で試合運びも悪くゲームを支配された時点でゲームセットだったわけで、今日の試合に限っては勝ちの道がまったく見えない展開。

そう、ブラジル代表との試合運びと同じで、ゲームを決めたら後はボール回しで、相手に隙を見せず、逆に隙からミスを誘い出して得点をとるという老練な試合展開で、敗戦。

ホント、ショックの残る展開だ。

まあ、したばかり見ていても意味はなく、ジャッジに足下をすくわれたという愚痴を言っても意味がない。

浦和、鹿島、川崎はハッキリ言って清水エスパルスよりも強いと認めて、勝てるチームから勝ち点を確実にモノにして、先制点を獲れた試合では、こうした上位に来るチームを上回れるチャンスを得ると言うのが今の清水エスパルスのポジションである認識をもって、勝ちきる試合と、引分けでも最悪よい試合をより分けて戦っていきたい。

ホント、ショックな敗戦だ。[/vc_column_text]

ヨンソン監督のコメント

強い相手に対して0-3で負けたということは、自分たち自身改善しなくてはいけないところはあると感じる。しかし、チャンスも多く作っていた。そこを効果的に決められなかった。自分たちが効果的に決めきるということも一つだが、私たちも努力してゴールチャンスを作っている。それを認めていただけないということも戦う上で難しい展開になる。出だし、こちらがリードして始めたいと思っているが、最初から追わないといけない展開のゲームになっていたと思う。前節もそうだが、確かに今日も点が取れなかったので、攻撃面でも私たち自身、点が取れるように修正していかなくてはいけないと感じている。

https://www.s-pulse.co.jp/games/result/2019050303/

スターティングメンバー

鹿島アントラーズ

Pos#選手名交代
GK1クォン スンテ
DF6永木 亮太
22安西 幸輝
28町田 浩樹
39犬飼 智也
MF4レオ シルバ
11レアンドロ
20三竿 健斗
41白崎 凌兵交代:
後半19分
FW8土居 聖真交代:
後半31分
15伊藤 翔交代:
後半40分

清水エスパルス

Pos#選手名交代
GK13六反 勇治
DF2立田 悠悟
3ファン ソッコ
18エウシーニョ
25松原 后
MF7六平 光成
20中村 慶太
22ヘナト アウグスト交代:
前半47分
30金子 翔太交代:
後半23分
FW23北川 航也
49ドウグラス交代:
後半37分

ベンチ入り選手

鹿島アントラーズ

Pos#選手名交代
GK21曽ヶ端 準
DF5チョン スンヒョン
26小池 裕太
MF10安部 裕葵交代:
後半19分
25遠藤 康交代:
後半40分
FW14金森 健志
18セルジーニョ交代:
後半31分

清水エスパルス

Pos#選手名交代
GK1西部 洋平
DF26二見 宏志
27飯田 貴敬交代:
後半23分
MF14楠神 順平
17河井 陽介交代:
前半47分
FW9鄭 大世交代:
後半37分
34滝 裕太

監督

鹿島アントラーズ

大岩 剛

清水エスパルス

ヤン ヨンソン

試合経過

警告:町田 浩樹前半1分
得点:土居 聖真前半10分1 – 0
前半17分警告:六平 光成
前半47分ヘナト アウグスト>河井 陽介
白崎 凌兵>安部 裕葵後半19分
後半20分警告:立田 悠悟
後半23分金子 翔太>飯田 貴敬
得点:安部 裕葵後半24分2 – 0
得点:安西 幸輝後半27分3 – 0
土居 聖真>セルジーニョ後半31分
後半32分警告:エウシーニョ
後半37分ドウグラス>鄭 大世
伊藤 翔>遠藤 康後半40分

チームスタッツ

60%ボール支配率40%
13シュート13
6枠内シュート2
112.3km走行距離109.9km
200スプリント167
603(84%)パス(成功率)316(77%)
1オフサイド0
11フリーキック10
4コーナーキック3
0ペナルティキック0
警告
1
退場
0
警告・退場
警告
3
退場
0
順位チーム名勝点試合数勝数引分数敗数得点失点得失点差
1 FC東京23972015510
2 名古屋グランパス19961217611
3 川崎フロンターレ19105411477
4 横浜F・マリノス181053214122
5 サンフレッチェ広島17105231165
5 大分トリニータ1795221165
7 鹿島アントラーズ171052315114
8 浦和レッズ1710523880
9 北海道コンサドーレ札幌15950415141
10 湘南ベルマーレ13941412111
11 松本山雅FC11932469-3
12 ヴィッセル神戸1093151315-2
13 ジュビロ磐田910235810-2
14 セレッソ大阪8922558-3
15 清水エスパルス8102261122-11
16 ガンバ大阪792161419-5
17 ベガルタ仙台710217916-7
18 サガン鳥栖49117114-13


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