J1 第18節

キックオフ:
7/6(土)18:00
試合会場:
IAIスタジアム日本平
清水エスパルス
21前半11
1後半0
試合終了
22試合後勝点21
ヴィッセル神戸

昨年の大荒れ試合を思い起こさせる一戦。今の清水エスパルスはそのときとも今シーズンの前半とは全く違うチームになっている。

2019年07月06日 マッチレビュー

昨年は大荒れになった試合。ヴィッセル神戸のウエリントンが案外ピリピリしているかなと思ったが、ポドルスキーがいないので、かえって良い感じでチームはまとまっていた。

対して清水エスパルスとしては、ここで勝てばヴィッセル神戸の上に行けることも考えるし、ドウグラスも7試合連続で得点と、チーム新記録の連続得点を達成してくれたしホーム3連勝。

2019年 清水エスパルス VS ヴィッセル神戸 因縁のホームで辛勝003篠田監督に代わってからは、本当に底堅い試合をするようになっているし、4-2-3-1から4-1-4-1にフォーメーションを変えることで、ここからはこうするという意識が明確になっている。

清水エスパルスの特徴としては、両サイドが上がると言うことで本当はCDFが対人だけではなく、ポジショニングを明確化して、リスク管理が出来るDFという存在が必要だ。

昨年は、フレイレが前にでることで早めにチェックにいくことで、相手にバイタルエリアに容易に入ってこれないようにしていたので、DFもバランスをとれていた。

それに、片方が上がれば片方が下がるというつるべの動きもありバランスをきちんと構築し、立田がサイドに出ている意義があったわけだ。

このシーズンは、エウシーニョが加入して両サイドがタイプは違うがあがる体制が出来て、エウシーニョが上がっている時には松原が下がって、という動きではなく、両サイドが高いポジショニングをして相手の両サイドを抑える形をとる。

今日は、それがはまって、ヴィッセル神戸の両サイドは効果的な深いところまで切り込むプレーは出来ないようになっていた。

2019年 清水エスパルス VS ヴィッセル神戸 因縁のホームで辛勝002おそらく初瀬や西が上がってくるという形なのかなと想像するけど、松原とマッチアップをしていたのは主に古橋。

エウシーニョ側の郷家もほとんど消えていた訳で、くさびなどには入っていたがやはりボランチであるイニエスタがゲームを作る形なので、常に相手の裏からボール奪取を狙う形がきちんと作れて、確かに何度かイニエスタとビジャのホットラインを使われ、古橋にチェックがいくのが遅れてビジャに決められた。

このあたりは、イニエスタに人を使わせない守備という形はきちんと出来ていたわけで、今日の良かったところ、悪かったところを踏まえて後半戦は上位進出をしていける機会もあるだろう。

特に清水エスパルスは昨年、この後半戦での連続勝利で上位に進出できたわけで、ドウグラスの復調と篠田監督の作戦のフィットがあり、ここからが楽しみだ。

ヨンソンも母国で監督についたようだけど、ヨンソンの時にこの駒がそろっていて機能していればと言うことも考えられたので、今年は優勝はないにしても、上位を目指しそれこそ5位もうかがえるくらいのチャンスはのこっているので、そこに如何に食い込んでいけるかが今後の清水エスパルスの狙っていくところだろう。

前節では、F・トーレスにサイドから連続2失点という不名誉があったわけで、そうした意味ではきちんとサイドのクロスを封じつつ、攻撃へのビルドアップも早める方法も身につけたわけで、センターバックとして二見は心配であるし、ラインコントロールなどにも難はまだまだあるけど、それを超えても今日の二見は値千金のロングスローアシストがあった。

次節はファン・ソッコが出場停止なので、センターバックとして立田が先発で出ることに必然的になるわけだし、ここはヴァンデルソンなどもそろそろ合流させても良いのかもしれない。

そこが今日の辛勝ではあるけど、頼もしい勝利の裏に出てきた課題だと思う。

だから、次節は案外大変な戦いになりそうだ。

スターティングメンバー

清水エスパルス

Pos#選手名交代
GK1西部 洋平
DF3ファン ソッコ
18エウシーニョ交代:
後半47分
25松原 后
26二見 宏志
MF6竹内 涼
16西澤 健太
17河井 陽介交代:
後半37分
22ヘナト アウグスト
FW23北川 航也交代:
後半32分
49ドウグラス

ヴィッセル神戸

Pos#選手名交代
GK18キム スンギュ
DF15宮 大樹
19初瀬 亮
22西 大伍
33ダンクレー
MF5山口 蛍
8アンドレス イニエスタ
27郷家 友太交代:
後半32分
FW7ダビド ビジャ
16古橋 亨梧交代:
後半36分
17ウェリントン

ベンチ入り選手

清水エスパルス

Pos#選手名交代
GK21高木和 徹
DF2立田 悠悟交代:
後半47分
27飯田 貴敬
MF7六平 光成交代:
後半32分
30金子 翔太交代:
後半37分
34滝 裕太
FW20中村 慶太

ヴィッセル神戸

Pos#選手名交代
GK1前川 黛也
DF25大崎 玲央
34藤谷 壮
MF14三田 啓貴
35安井 拓也
FW13小川 慶治朗交代:
後半32分
21田中 順也交代:
後半36分

監督

清水エスパルス

篠田 善之

ヴィッセル神戸

トルステン フィンク

試合経過

得点:北川 航也前半26分1 – 0
前半29分1 – 1得点:ダビド ビジャ
前半46分警告:古橋 亨梧
後半17分警告:ダンクレー
警告:ファン ソッコ後半22分
得点:ドウグラス後半23分2 – 1
警告:西部 洋平後半26分
北川 航也>六平 光成後半32分郷家 友太>小川 慶治朗
後半36分古橋 亨梧>田中 順也
河井 陽介>金子 翔太後半37分
エウシーニョ>立田 悠悟後半47分

チームスタッツ

37%ボール支配率63%
12シュート13
6枠内シュート2
走行距離
スプリント
300(72%)パス(成功率)548(80%)
0オフサイド2
11フリーキック12
3コーナーキック4
0ペナルティキック0
警告
2
退場
0
警告・退場
警告
2
退場
0
順位チーム名勝点試合数勝数引分数敗数得点失点得失点差
1 FC東京36171133251213
2 川崎フロンターレ3116871251114
3 横浜F・マリノス301793529245
4 大分トリニータ291785421147
5 鹿島アントラーズ2816844261511
6 北海道コンサドーレ札幌271783623212
7 セレッソ大阪261782716115
8 名古屋グランパス251774627207
9 サンフレッチェ広島241673620128
10 ベガルタ仙台22177192225-3
11 清水エスパルス22186482639-13
12 ヴィッセル神戸21186392931-2
13 浦和レッズ21166371321-8
14 ガンバ大阪20175572124-3
15 湘南ベルマーレ171752101826-8
16 サガン鳥栖161751111225-13
17 松本山雅FC1617449922-13
18 ジュビロ磐田14173591221-9


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