J1 第22節
- キックオフ:
- 8/10(土)18:00
- 試合会場:
- IAIスタジアム日本平
1 | 1 | 前半 | 0 | 0 |
0 | 後半 | 0 |
28 | 試合後勝点 | 19 |
2019年08月10日 マッチレビュー
新規加入の陣容もそろい、北川の代わりに前線にドゥトラ、DFの補強としては吉本、福森の加入、六反の今期絶望を受けての大久保択生の加入といった形で、前節から吉本が出るようになり安定感が増したという結果も見えてきた。
言っても攻撃に難のある山雅は、エスパルス以上に守勢からカウンターというオールドのフルバック型のチームなので、セットプレーが重要だなと思っていたら、ドウグラスがゴラッソで決めてくれた。
そんな前半。
エスパルスの場合は、相手にせめさせてその裏へショートカウンターというプレースタイルだから前に出てきてくれれば戦い安くなる。
実際、試合が始まって10分くらいまではかなりオープンな展開で、山雅のセットプレー(CK)が連続5本もあると言った事態があり気をもんだ。
そこをしのぎきって、セットプレーからの山雅のGK守田がファンブルした所を、ほんと凄いアクロバティックなゴールを決めてくれた。
全般的な見所としては、そのくらいの試合なんだけど、ほんと松本山雅がやはり攻めの形がまだまだフィットしていないことを考えれば、この結果は当然かなと。
カウンターに弱いチームには競ることは出来るかもしれないが、それでも連続引き分けで来ている松本山雅と連敗を払拭してチームの守備の陣容を一新したエスパルスでは、エスパルスの方が試合巧者として実力を発揮しつつあると言ってもいいだろう。
そのくらいに、吉本の加入は大きい。
ファン・ソッコを押し退けて出ている訳だし、FWではチョン・テセもでれていない。
テセなんかは、まだまだ一線で出来る能力もあるが、やはりドウグラスとのこしている結果で見ればと言うこともある。
そこに、4人目としてドゥトラの加入。
前線の争いも大変だ。
なにはともあれ連続クリーンシートで守備の様相はようやくリセットまで至ったという感じで、順位も8月10日現在でやっと10位まで上がってきたわけだ。
懸念事項としてはイエローの累積だけど、松原も3枚目、エウシーニョも2枚目か3枚目、ヘナトも貰っていることも考えてもDFラインがどうなるか、吉本も実際はやくも2枚目だったりするし。
そうした面ではギリギリの球際まで詰めている証拠だけど、今後のことも考えれば、松原の代わりは誰が?とかいろいろ考える必要もあるんだろうな。
次節勝利すればいよいよ一桁圏。
今シーズンは昨年の8位よりもひとつでも上の順位で終わりたいので、このまま勝利と負けるのは避けて最低引き分けで戦い抜いて欲しい。
今のJリーグは、4強と言われていることもあり、そうしたチームに勝つにはもう少し戦術を磨く必要もあるし、試合の中で変化するようなサッカーも俯瞰して、5レーンとかを身につけてポゼッションを超えた、スタイルで勝って欲しいと願う。

スターティングメンバー
清水エスパルス
Pos | # | 選手名 | 交代 |
---|---|---|---|
GK | 1 | 西部 洋平 | |
DF | 4 | 吉本 一謙 | |
18 | エウシーニョ | 交代: 後半39分 | |
25 | 松原 后 | ||
26 | 二見 宏志 | ||
MF | 6 | 竹内 涼 | |
16 | 西澤 健太 | ||
22 | ヘナト アウグスト | ||
30 | 金子 翔太 | 交代: 後半51分 | |
FW | 17 | 河井 陽介 | 交代: 後半44分 |
49 | ドウグラス |
松本山雅FC
Pos | # | 選手名 | 交代 |
---|---|---|---|
GK | 1 | 守田 達弥 | |
DF | 4 | 飯田 真輝 | |
5 | 今井 智基 | ||
41 | 水本 裕貴 | ||
MF | 3 | 田中 隼磨 | |
6 | 藤田 息吹 | 交代: 後半0分 | |
8 | セルジーニョ | ||
14 | パウリーニョ | 交代: 後半42分 | |
20 | 杉本 太郎 | 交代: 後半26分 | |
42 | 高橋 諒 | ||
FW | 50 | 阪野 豊史 |
ベンチ入り選手
清水エスパルス
Pos | # | 選手名 | 交代 |
---|---|---|---|
GK | 39 | 大久保 択生 | |
DF | 2 | 立田 悠悟 | 交代: 後半39分 |
27 | 飯田 貴敬 | ||
MF | 7 | 六平 光成 | 交代: 後半51分 |
34 | 滝 裕太 | ||
FW | 11 | ジュニオール ドゥトラ | 交代: 後半44分 |
20 | 中村 慶太 |
松本山雅FC
Pos | # | 選手名 | 交代 |
---|---|---|---|
GK | 16 | 村山 智彦 | |
DF | 2 | 浦田 延尚 | |
39 | 高木 利弥 | ||
MF | 25 | 町田 也真人 | 交代: 後半26分 |
35 | 宮阪 政樹 | 交代: 後半0分 | |
FW | 9 | 高崎 寛之 | |
11 | 永井 龍 | 交代: 後半42分 |
監督
清水エスパルス
篠田 善之 |
松本山雅FC
反町 康治 |
試合経過
得点:ドウグラス | 前半18分1 – 0 | |
---|---|---|
警告:松原 后 | 前半25分 | |
警告:吉本 一謙 | 前半32分 | |
後半0分 | 藤田 息吹>宮阪 政樹 | |
後半19分 | 警告:今井 智基 | |
後半26分 | 杉本 太郎>町田 也真人 | |
警告:エウシーニョ | 後半27分 | |
エウシーニョ>立田 悠悟 | 後半39分 | |
後半42分 | パウリーニョ>永井 龍 | |
河井 陽介>ジュニオール ドゥトラ | 後半44分 | |
金子 翔太>六平 光成 | 後半51分 |
チームスタッツ
47% | ボール支配率 | 53% |
---|---|---|
13 | シュート | 5 |
2 | 枠内シュート | 0 |
104.2km | 走行距離 | 109.0km |
108 | スプリント | 127 |
380(78%) | パス(成功率) | 490(80%) |
2 | オフサイド | 3 |
18 | フリーキック | 7 |
5 | コーナーキック | 8 |
0 | ペナルティキック | 0 |
| 警告・退場 |
|
順位 | チーム名 | 勝点 | 試合数 | 勝数 | 引分数 | 敗数 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | FC東京 | 45 | 21 | 14 | 3 | 4 | 33 | 16 | 17 |
2 | 川崎フロンターレ | 39 | 21 | 10 | 9 | 2 | 33 | 15 | 18 |
3 | 横浜F・マリノス | 39 | 21 | 12 | 3 | 6 | 35 | 26 | 9 |
4 | 鹿島アントラーズ | 38 | 21 | 11 | 5 | 5 | 37 | 20 | 17 |
5 | サンフレッチェ広島 | 35 | 21 | 10 | 5 | 6 | 29 | 17 | 12 |
6 | 大分トリニータ | 33 | 21 | 9 | 6 | 6 | 26 | 21 | 5 |
7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 32 | 22 | 9 | 5 | 8 | 31 | 28 | 3 |
8 | セレッソ大阪 | 31 | 21 | 9 | 4 | 8 | 20 | 15 | 5 |
9 | 浦和レッズ | 30 | 22 | 8 | 6 | 8 | 22 | 29 | -7 |
10 | 清水エスパルス | 28 | 22 | 8 | 4 | 10 | 28 | 42 | -14 |
11 | 名古屋グランパス | 27 | 21 | 7 | 6 | 8 | 31 | 29 | 2 |
12 | 湘南ベルマーレ | 26 | 21 | 8 | 2 | 11 | 28 | 34 | -6 |
13 | ベガルタ仙台 | 26 | 21 | 8 | 2 | 11 | 24 | 31 | -7 |
14 | ガンバ大阪 | 25 | 21 | 6 | 7 | 8 | 27 | 31 | -4 |
15 | ヴィッセル神戸 | 22 | 21 | 6 | 4 | 11 | 32 | 38 | -6 |
16 | 松本山雅FC | 19 | 22 | 4 | 7 | 11 | 12 | 27 | -15 |
17 | サガン鳥栖 | 18 | 21 | 5 | 3 | 13 | 15 | 31 | -16 |
18 | ジュビロ磐田 | 17 | 21 | 4 | 5 | 12 | 15 | 28 | -13 |