J1 第23節
- キックオフ:
- 8/17(土)18:00
- 試合会場:
- IAIスタジアム日本平
0 | 0 | 前半 | 2 | 8 |
0 | 後半 | 6 |
28 | 試合後勝点 | 35 |
2019年08月17日 マッチレビュー
走れない、コンパクトに保てない、攻撃は中に当ててなんとか力業でという抜けさくな攻撃。攻撃がはまらないから獲りどころを絞れない。すべてにおいてダメな試合だった。
エスパルスとしては、前半戦の対戦での雪辱をという対戦だったわけだけど、エスパルスが前半と違うチームだと考えるならば、コンサドーレ札幌も前半とは違うチームだった。
コンサドーレ札幌は、トップのジェイを生かして走る2シャドーが、裏へ抜ける、サイドハーフが上がってくるという強力な攻撃。まさにはまると手がつけられない。
一方、エスパルスの最近の試合で気になっていた部分として、なんでも感でもドウグラスに当ててなんとかしてもらうと言う考えることのない攻め。
確かに、ボールの獲りどころを見定めて中盤からのショートカウンターという武器はあるが、なんでも感でもドウグラスに頼ってしまうのでは無く、ドウグラスを生かすというプレーが必要なのに、河井とのコンビネーションが整っていない。
それを考えると、今日の敗戦で、なんとかやってきてごまかしてきた悪いものがすべて出たゲームだと考えるべきだろう。
新戦力のドゥトラの使い方。
センターバックは吉本と二見でいいのか?福森は?ファン・ソッコは?どうするのかと言うことを再考すべきだろう。
そして、ホームであるまじき敗戦の失点。
そもそも、一番よかった時のエスパルスの攻めは、ボールを中に送った時に3枚は入って来ていたが、今はドウグラスと、河井か金子。
セカンドボールを拾えない今日のような試合の場合は、きちんとレーンを意識して、5レーンをやれとは言わないが、ボールを受けるときには、5レーンを生かすようなモダンな展開もして欲しいし、いろいろダメな部分が出てしまった。
守備もそうだしね。中に簡単に入られてスペースで待たれてしまうと言う展開。これを克服出来ていないことを考えると、ほんと致命的な欠点だから、それを克服するためにどうすればいいのか。
答えは簡単。コンパクトさだ。
今日は徹底的にそうした形が出来ていない。コンパクトに保って守備をすればいいが、間延びして、相手に詰めてスペースを疲れてしまった。
まあ、相手にもっと攻めさせて、ボールを持たせて、ビルドアップだけはさせないというリスクヘッジから入るべきで、エスパルスはボールをつないで何かをするというチームではないので、ボールを相手に持たせて、徹底的にボールを奪う場をつくり、刈り取り場にしてあとは、4人で攻めていくという形が必要。
ここ2試合で0天皇杯もいれれば3試合押さえられたのは言ってしまえば、相手に攻撃力が無かったからだ。単にそれだけの話。
まだまだ、力をつけた訳ではない。力が足りない。失敗すればこうした目に遭う。それを覚悟して、前に進むだけだ。
スターティングメンバー
清水エスパルス
Pos | # | 選手名 | 交代 |
---|---|---|---|
GK | 1 | 西部 洋平 | |
DF | 2 | 立田 悠悟 | 交代: 後半16分 |
4 | 吉本 一謙 | ||
25 | 松原 后 | ||
26 | 二見 宏志 | ||
MF | 6 | 竹内 涼 | 交代: 後半26分 |
16 | 西澤 健太 | ||
22 | ヘナト アウグスト | ||
30 | 金子 翔太 | 交代: 後半0分 | |
FW | 17 | 河井 陽介 | |
49 | ドウグラス |
北海道コンサドーレ札幌
Pos | # | 選手名 | 交代 |
---|---|---|---|
GK | 25 | ク ソンユン | |
DF | 3 | 進藤 亮佑 | |
5 | 福森 晃斗 | ||
20 | キム ミンテ | ||
MF | 4 | 菅 大輝 | 交代: 後半33分 |
9 | 鈴木 武蔵 | ||
10 | 宮澤 裕樹 | ||
18 | チャナティップ | ||
19 | 白井 康介 | ||
27 | 荒野 拓馬 | 交代: 後半26分 | |
FW | 48 | ジェイ | 交代: 後半40分 |
ベンチ入り選手
清水エスパルス
Pos | # | 選手名 | 交代 |
---|---|---|---|
GK | 39 | 大久保 択生 | |
DF | 3 | ファン ソッコ | |
27 | 飯田 貴敬 | 交代: 後半16分 | |
MF | 7 | 六平 光成 | |
34 | 滝 裕太 | 交代: 後半26分 | |
FW | 11 | ジュニオール ドゥトラ | 交代: 後半0分 |
20 | 中村 慶太 |
北海道コンサドーレ札幌
Pos | # | 選手名 | 交代 |
---|---|---|---|
GK | 1 | 菅野 孝憲 | |
DF | 2 | 石川 直樹 | |
MF | 7 | ルーカス フェルナンデス | |
8 | 深井 一希 | 交代: 後半26分 | |
23 | 中野 嘉大 | 交代: 後半33分 | |
26 | 早坂 良太 | ||
FW | 13 | 岩崎 悠人 | 交代: 後半40分 |
監督
清水エスパルス
篠田 善之 |
北海道コンサドーレ札幌
ペトロヴィッチ |
試合経過
前半10分0 – 1 | 得点:チャナティップ | |
---|---|---|
前半17分 | 警告:ジェイ | |
前半24分0 – 2 | 得点:ジェイ | |
金子 翔太>ジュニオール ドゥトラ | 後半0分 | |
後半4分0 – 3 | 得点:進藤 亮佑 | |
後半7分 | 警告:荒野 拓馬 | |
後半12分0 – 4 | 得点:鈴木 武蔵 | |
立田 悠悟>飯田 貴敬 | 後半16分 | |
後半25分 | 警告:白井 康介 | |
竹内 涼>滝 裕太 | 後半26分 | 荒野 拓馬>深井 一希 |
後半30分0 – 5 | 得点:ジェイ | |
後半33分 | 菅 大輝>中野 嘉大 | |
後半34分0 – 6 | 得点:ジェイ | |
後半39分0 – 7 | 得点:福森 晃斗 | |
後半40分 | ジェイ>岩崎 悠人 | |
後半45分0 – 8 | 得点:チャナティップ |
チームスタッツ
51% | ボール支配率 | 49% |
---|---|---|
12 | シュート | 16 |
1 | 枠内シュート | 9 |
104.9km | 走行距離 | 110.6km |
136 | スプリント | 141 |
464(85%) | パス(成功率) | 449(82%) |
1 | オフサイド | 1 |
13 | フリーキック | 7 |
4 | コーナーキック | 4 |
0 | ペナルティキック | 0 |
| 警告・退場 |
|
順位 | チーム名 | 勝点 | 試合数 | 勝数 | 引分数 | 敗数 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | FC東京 | 45 | 21 | 14 | 3 | 4 | 33 | 16 | 17 |
2 | 川崎フロンターレ | 39 | 21 | 10 | 9 | 2 | 33 | 15 | 18 |
3 | 横浜F・マリノス | 39 | 21 | 12 | 3 | 6 | 35 | 26 | 9 |
4 | 鹿島アントラーズ | 38 | 21 | 11 | 5 | 5 | 37 | 20 | 17 |
5 | サンフレッチェ広島 | 35 | 21 | 10 | 5 | 6 | 29 | 17 | 12 |
6 | 大分トリニータ | 33 | 21 | 9 | 6 | 6 | 26 | 21 | 5 |
7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 32 | 22 | 9 | 5 | 8 | 31 | 28 | 3 |
8 | セレッソ大阪 | 31 | 21 | 9 | 4 | 8 | 20 | 15 | 5 |
9 | 浦和レッズ | 30 | 22 | 8 | 6 | 8 | 22 | 29 | -7 |
10 | 清水エスパルス | 28 | 22 | 8 | 4 | 10 | 28 | 42 | -14 |
11 | 名古屋グランパス | 27 | 21 | 7 | 6 | 8 | 31 | 29 | 2 |
12 | 湘南ベルマーレ | 26 | 21 | 8 | 2 | 11 | 28 | 34 | -6 |
13 | ベガルタ仙台 | 26 | 21 | 8 | 2 | 11 | 24 | 31 | -7 |
14 | ガンバ大阪 | 25 | 21 | 6 | 7 | 8 | 27 | 31 | -4 |
15 | ヴィッセル神戸 | 22 | 21 | 6 | 4 | 11 | 32 | 38 | -6 |
16 | 松本山雅FC | 19 | 22 | 4 | 7 | 11 | 12 | 27 | -15 |
17 | サガン鳥栖 | 18 | 21 | 5 | 3 | 13 | 15 | 31 | -16 |
18 | ジュビロ磐田 | 17 | 21 | 4 | 5 | 12 | 15 | 28 | -13 |