残念な展開。一歩一歩上がるしかない
2 - 3
清水エスパルス

横浜FC

正直、横浜FCは今シーズン上がってきて、案外勝っているのは特徴といった特徴のないチームで、相手が選手の特徴を捉えていないので、居を突かれてやられているという感じ。
と言っても、エスパルスも案外ルーズに守備をしてしまったので、裏を自由にやらせてしまいゲームの主導権を失ってしまった。
マリノス戦の時もそうだけど、終盤に惜しいシーンを作れるのであれば、それをもっと早い段階でやらないとこのゲームのようにつらくなってしまう。
後半の選手交代後は確実にゲームを握り返していた事を考えると、横浜FCにあれだけ握られてしまうと、どうにも出来ないのかも知れない。
スタメンでの課題としては、ゴール前までボールを運んでどうするか?
西澤はカットインからペナ角からゴールを狙う事になる。
カルなどは中央にいる時には出入りをして、スペースを作ったり裏をとるという動きはしてくれているので、これの改善としては中盤からカルリーニョスに対して鋭い縦パスが入るか。
そうした意味で、各サイドにまでボールを運んで、相手のペナ前を横断したりサイドチェンジだけではなく、ダイヤゴルランを捉えて、そこにパスを出せるか。
つまり、斜めの動きだ。
そこを付けるようになれば、もっと得点が増えてくるだろうし、ポゼッションとハイプレスというものが役立つようになる。

リーグも一巡してくる事を考えると、そろそろチームは出来てきたから、交代の層を厚くして欲しいけど、使いづらいと言うか、効果的な選手かと言われるとクビをひねりたくなるのがドゥトラ。
いい選手だとは思うが、いかんせん効果的ではない気がする。
中でもサイドでも体感やドリブルなど迫力はあるのだけど、決定的か?と聞かれると、デューク並みというか抜きん出た選手ではないから、そこはやはりエウソン起用すると枠なしかなという気がする。
そうなるとエウソン、復帰待たれる。


ただひとつ、懸念として、ヴァウドと交代して入った岡崎 慎だけど、報道で出た限りだと、F東に戻るという話しらしい。
契約がどうなっているかわからないが、今日の岡崎 慎の出場って実はさよならエスパルスかもなんてことを考えてしまう。
それにエウソンことエウシーニョも出場がないのは怪我とかではなく、移籍の話が来ているという事もあり得る。
ともかく、8月の末まで、移籍市場は開いているので、そうした動きは続くだろう。
次節は勝利をして欲しい。