念願の400勝で無失点!
0 - 3
湘南ベルマーレ

清水エスパルス

はまった形、出る所はでて繫ぐところは繫ぐ
長短織り交ぜて、ようやくこれまで上手くいかなかった状況・部分が上手く形になったと言うことだろう。
前節から相手に合わせてフォーメーションを変えて対峙していく形に変った。
前節なんて、発表時点では右サイドバックに鈴木だったりしたわけだし。
まあ、それは良いとして、今までは後ろからのビルドアップだけにこだわってしまい自分たちで選択の幅を狭めてしまった。
今日は、鹿島アントラーズ戦から出てきた縦への速いボールに加えてビルドアップもショートパスだけで繫ぐ事にこだわるのではなく、キチンとロングボールで繫ぐ意識も持てた。
その結果として、中村が後藤へ出した速い縦パスからの折り返しでカルリーニョスがゴールという本当にセオリー的な美しいゴールを決めてくれた。
2点目は、ドゥトラがよくやる形でロビングで出てきたボールを自分の身体を使って納めてあとは、ドリブルで顔を振ってサイドに走る河井を使って、自分の侵入するスペースに切り込んで行く形でシュート。
最後の西澤のゴッツアンゴールは素晴らしい形なのは言うまでもないし、その前の美しいつなぎと言うことを本当にやりたい自分たちのサッカーというモノが出ていたのだろう。

失点もなしで集中力を持ってた試合
裏天王山と言われようが、最下位争いではあるけど、このサッカーをどのチームに対しても出来ればハッキリ言って負けるチームではない。
モフ監督の考えだと、良い形を証明してくれた選手は必ず次の節では使うし、六平などベテランも良かった。
後藤が怪我をしたかもしれない事を考えれば立田を入れて、ヘナトをDMFに戻して中村をトップ下にという3-5-2なども良い形だろうし、エウソンが復活して、金井も痛んだことを考えれば、右のウイングにエウシーニョをおくという選択肢もあるだろう。
ともかく、今日のシステムと選手起用がはまって勝利に結びついた事は本当に大きくて勝利の形というモノはチームを強くするわけだし、それがずっと出ていなかったのは実はサポータよりも選手やチームが一番苦しかったと思う。
それをチームへのバッシングで自分の憂さを晴らそうというのは違うし、ミスや、失敗だけを責めてもな似も改善しないし、チームに説明を求めるというのも違う。
我々に出来るのは信じて願うだけ、あとは応援と共に喜ぶこと。
叱咤激励という声もあるが、そんなものは昭和の論理であり叱咤されて学ぶものなんて実は価値はない。
だから、我々は勝利を目指して応援するだけだ。

辛抱強く、走り続けたドゥトラに勝利の女神が微笑むのは当然だし、信じられず文句を言っている奴らはサポーターではない。

さあ、次節は目の前だ。
次の試合も勝って欲しい。