強みを消されてスペース使えず

2 - 1

大分トリニータ

大分トリニータ

清水エスパルス

清水エスパルス

追いついたのはいいが、そこから先のプレー

未だに、縦パスが裏を狙う動きの先を見たパスがない。だから、ボールを受けてそこから動くと言う形になってしまう。

今シーズン、全てのプレーが遅いので、得点を取る事が出来ない。

それだけなんだよな。

雰囲気が悪いので、イエローも増えてしまうわけだけど、強い当たりに行くのではなく、遅れて入って強引なプレーになってしまうので、危険なプレーになってしまう。

そうした難が積み重なってしまった試合。

相手が嵌めに来たら、その分スペースはあるのに、中盤に入れても窮屈な所に行ってしまって、ボールをキープ出来ないとか、使いたい場所というのが選択として間違っている。

ポゼッションはボールを動かして人はスペースに走る必要があるのに、そのスペースに人がいないとか、ずらしてスペースを作るなども出来ていないので、余計にプレーが遅くなる。

だから、ゴール前にボールが行った時には相手のブロックが整っているので、苦しい横パスになってしまうのだ。

そこを改善するには、縦パスなんだけど、縦パスも前線の選手と出し手の意思疎通がとれていないと、悪い形しか作れないわけだ。

2020/10/03 清水エスパルス スターティングメンバー
2020/09/19 清水エスパルス スターティングメンバー

ロングパス、縦パスなどは意識はあるがあとは受けてとの意思疎通

ようやく出るようになった縦パスと、後はロングフィードをドゥトラなどが受けた時に、それを拾う選手。

今日は相手とミラーで、カルリーニョスをシャドーにおいていたが、カルリーニョスが戻ってしまうので、良かった攻撃が消えてしまった。

やはり、ドゥトラとカルリーニョスは距離が近い位置にいて、それを後藤なり、中村なりで操る方が有効だけど、六平と河井がどうにも下がり目になってしまうので、やはりバイタルエリアの攻略ができていない。

FWとの意思疎通が大事で、前線の選手が動いていた時には力強いですが、今は通り一辺倒なので、工夫が必要で、パターン化ではないがアイデアの蓄積が必要で、今日はカルリーニョスがいて後藤が隠れてしまった感じがする。

そして、すべてのプレーが遅れるので、イライラが募ってイエローなわけで、成岡などを出す意味がよくわからないし、あの時間帯だったら、エウソン下げて奥井を入れて、河井には慶太を入れた方が良かったろうし鈴木を帯同させない理由もわからない。

そうした意味では、全てが上手くいかない状況が続くわけで、ホームに戻ってサンフレッチェ広島戦だ。

繫ぐのではなく、キチンと相手の裏や縦への抜けだし、などよりいっそうの工夫を考えて欲しいところだ。

今日は、そうした意味では、片野坂監督に全てやられたという感じでしょうな。

様々な試練が積み重なっているピーター・クラモフスキー監督
様々な試練が積み重なっているピーター・クラモフスキー監督

次の試合は勝って欲しい。



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