同じレベルの攻防=下位対決
1 - 1
清水エスパルス

サガン鳥栖

一服ついた試合、同じレベル同士なんだよな
言ってしまえば、15位~下はすべて団子状態で、対戦すれば互する戦いになるって感じでしょうね。
今日の試合は、完全に守備から入って前半は守り切って、後半に死力を尽くすというナーバスなスタート。
攻撃に乗ってきて、守り一辺倒になるのではなく、攻撃にも比重をかけると隙が生まれて失点。
正に、相手に決められてしまったシーンは確実にそうしたシーンがもたらした失点シーンだと思う。
その前にお試しで同じ選手が同じクロスを上げている事を考えると、本来、同じ形を相手に与えてはいけない。
まあ、コレで連戦がようやく途絶えて2週空けてのある種の中断期間になる。
いままでの中断期間は、ある意味確認作業だけで、連戦が続くと確認作業も出来ないので、すべてが本番でトライするしかなく、流れで押されてしまう形になる。
だから、こそ、この2週間をキチンと使って、ひとつでも攻撃の手段、守備のかたち、システムの精度をチェックして、何をどうすれば良いか?
怪我明けで戻ってくる選手がどのように生きてくるのか?を捉えて、練習を積んで欲しい。
今日の試合を練習と捉えれば、守備については、クロス対策としてあげさせないと言うことが大事で、センターバックは付けない事を考えれば、サガンの内田や森下のクロスというモノをもっとプレッシャーをかける必要があるし、5バック気味になっていたので、サイドバックが開いてチェックに行かないとダメでしょうし、あのシーンは浮いていたMFもいたのに、緩みがあったように思う。

いい内容が勝利を呼ぶ訳ではない
ダメな部分も精度を上げるために、繰り返して、形持っていくと言うことがまだまだ足らない清水エスパルスの攻撃と守備は、ダメな時にどうするかという備えがない気がする。
だから、ダラダラと守勢に回ると攻撃まで、ディフェンスに吸収されてしまうし、カルリーニョスにしてもドゥトラにしても、足下が足らない部分だったりもするので、モットフリーで受けて、それをサポートする併走なりフリーランというモノが必須だ。
これが攻撃が決まらない大きな要因で、ドウグラスの良かった時は、確実に北川がサポートに走っていたし、微妙な駆け引きをしながらの併走だから、決めやすい形になっていた。
今はカルリーニョスにしてもドゥトラにしても独走になっても、併走してくれたり、離れていてもフリーランで追いかけてくれる選手がいないので、DFに次第にコースを限定されて、ゴールにたどり着く時には厳しいポジションに追い込まれてしまう。
コレを改善するには、FWの裏のシャドーの位置にいるはずの後藤なり、鈴木なりの追いかけが大事で、今日の試合は、それが殆ど見られなかった。
前回の試合で、後藤が決められたのはそれが大きな要因だけに、学習能力を上げてともかくモットスプリント数を中盤の選手が増やす必要がある。


次の試合は勝って欲しい。