サッカーは手を使わないスポーツ
5 - 1
コンサドーレ札幌

清水エスパルス

ハンドからゲームが崩れた
VARがないから覆らないかなと思っていたけど、どうにも主審の中村太さんの判断も遅く、副審との協議のすえやっぱりエウソンのハンドとなってから、なんとなくペースが乱れた。
今日の1点目などを見ても、モフ監督時代にやりたかったプレーというモノは、随所にでているし、見事な連携から得点を獲る事が出来た。
しかし、その後は、札幌のオールコートマンツーという最近モダンになってきた前からの守備と攻勢を一体化したプレーにはめられてしまった。
結果、札幌のアンデルソン・ロペスなどの得点でゲームとしては、終わってしまった感じのする試合だった。
まあ、今日の主審については判断が遅くディフレクションをとりすぎるという感じを受ける差配で、良い印象のない審判であることは確か。
コンサドーレ札幌の荒野が負傷交代してから、かえってアンデルソン・ロペスが入ったことで上手く行かなくなってしまった。

あと一歩の守備
これはずっと、言われていた事が今回のゲームで表面化していて、コレまでの2試合でも同じような形になることはあったけど、運に救われたという面もある。
つまるところ、得点力云々ではなく、追加点を取ること。
コレが一番課題になっていることだ。
それが試合の流れを決定づけるし、タフに守る事が出来ない状況になってしまうので、同点になってもアンデルソン・ロペスの2点目などはもっと寄せる事は出来るはずだけど、それが上手くいかないのは清水のDF陣のあと一歩というところだろう。
正直、守勢が厳しくなった時にはエウソンはかなり足かせになってくる。
攻撃においてはかなりの武器になり得るエウシーニョだけど、それを生かすのであればウイング等において、攻撃を生かして貰う方が良いだろうし、DFと言う意味では、物足りない。
2021年度の新加入として加藤君などが発表されているけど、同チームにいる監物拓歩なども、内定しているわけで、立田なども今日の試合のようにミスをしていい立場ではなくなる。
同じ年代で、大学で研鑽を積んできた相手とプロで研鑽を積んだ立田の違いや、富安をライバルとみるならあのレベルのプレーを目指して欲しいし、ミュシャサッカーの妙にどうしてもやられてしまうエスパルスの状況を鑑みると、来シーズンのDFラインはかなり変ってくるのかなという印象もある。
そうなると、外国人の起用なども考えて今シーズンの
ヴァウド・ヘナト・カルリーニョスなどはのこるだろうし、カルリーニョスなどは契約も残っている。
エウシーニョは今シーズンまでで契約切れなので、得点力を期待されるはずのティーラシンなどを必要とするのか?ということまで見据えて、ファン・ソッコはDFではユーティリティ性を示してくれているので、残してもいいかなという気はするが、来季はすでに右サイドではなく左サイドに外国人のサイドバックを獲得したという噂も出ている事からそろそろ、ストーブリーグも始まってくる。
まあ、平岡さんのマジックは終わってしまったので、ここから立て直して、キチンと勝負して一試合一試合修正をしていってもほしい。
※その具合で、監督を続投するのかしないのかということも大きく変ってくると思いますからね。
残り6試合だ、次の試合は勝って欲しい。