今のエスパの全部

2 - 2

清水エスパルス

清水エスパルス

川崎フロンターレ

川崎フロンターレ

今シーズンの王者に互する戦い

今シーズンの王者として川崎フロンターレと対する事になった清水エスパルス。

ルヴァンの予選含め対戦としては3試合目。

内2試合は、まったく歯が立たず複数失点を献上してしまう始末。

しかし、それが、大きく変った事を証明してくれた試合だった。

清水エスパルスとしては、今シーズンは、Re.Feramというキャッチコピーの通りガラッとやり方を変えてポゼッションサッカーを思考したわけだけど、それは見事果てた。

象徴としては、クラモフスキーだったわけだけど、クラモフスキーもまだ若い監督でコーチから初めて監督をやる立場であり、経験等言う面でも変えると言う意味でも、チーム作りに、まず、自分のサッカーありきだった。

その事から、チーム編成も当初から関わっていたらしく、後藤などの加入やおそらく金井、奥井なども選定に関わっていた事が漏れ伝わってくる。

そして、その前の監督としてはヤン・ヨンソンが守備を軸にチームを作ろうとしたが、意思の統一などが機能せず、結果カウンター一本やりのバリエーション不足から、前のプレッシャーもないので、押し負ける試合が多かった。

そこから篠田監督に代行を引き受けて貰う形でなんとか残留をして、今シーズンのチャレンジとしてポゼッションサッカーをマリノス流を取り入れる事で実現しようとした。

しかし、クラモフスキーの2点とられても3点獲れば良いという思想の元、守備の強度を改善しないまま、ポゼッションサッカーを導入したため、守備の基盤がないので、後ろのボールロストや前からのプレッシャーにいけないなど、間延びした守備から立て続けに崩される試合を経てクラモフスキーも解任される事になった。

そして、登板した平岡監督がキッチリ、降格がないとは言え、チームを立て直しつつあり、それまでに培ってきたヨンソンの守備とクラモフスキーのポゼッションサッカーをいいとこ取りをして、且つ、かつての教え子を有効活用しつつ完全に監督がモチベーターとなってここ数試合はJリーグでも上位にいても不思議ではない戦績になっている。

シーズンの後半を望むまで、サポーターも2分していて、今シーズンは、クラモフスキー監督と心中する派と、さっさと変えろと言って、フロント批判をしていたサポーターもいたわけで、どちらも実は、素行は悪く、クラモフスキーの擁護ってすでに10月に入ってからは私もできない状況だと認識していた。

この当たり、クラモフスキーのスタッフ陣も解決すべきコミュニケーションが出来なかったからなのだろうということもわかる。

クラモフスキーとコンビでずっとやってきた今矢 直城さんなどは分析を買われていたわけなんだろうけど、分析まででアドバイスや改善を見いだせなかったわけで、安野 努などもフィジカル調整に失敗してしまった。

コーチに前監督の篠田さんや平岡さんもいたのになんでという疑問もあったのでしょうけど、クラモフスキーはそうした古参のスタッフにアドバイスを求めなかったのかも知れない。

この辺りの内情はわからないけどね。

今のチームはキッチリと新旧の融合が果たされている

しかし、平岡監督は就任して、クラモフスキーのやり方を引き継いで、完全に守備の強度を高めて行くときには行く、引くときには引くというスタイルを植え付ける事には成功しているわけで、Jリーグをコレで戦っていけるか?ということは、おそらく、平岡さんなら、1シーズン任せても降格はないだろうけど、チームの強度や色みたいなモノまでを生み出せるかは、まだ、未知数。

なんせ、初監督なので。

そうした意味で、今日の試合はそうした試金石の一助になるような、試合でもあり、これが平岡流の真骨頂と言えるだろう。

今日の試合は、強豪の川崎フロンターレと互角な試合であったことがそれを証明はした。

しかし、勝てなかった事が、実は限界を表している面もある。

2020/12/05 清水エスパルス スターティングメンバー
2020/12/05 清水エスパルス スターティングメンバー
平岡監督で来シーズン。。。
平岡監督で来シーズン。。。

カルリーニョスの怪我は不運か?

カルリーニョスの献身性はかなり、今のエスパルスを支えていて、ドウグラスとはまた違った強度を見せてくれている。

そうした意味では、ドゥトラとムイさん2人分以上の活躍を一人でしてくれているわけだ。

今日もシュートはもちろんキッチリと得点も決めてくれているが、そのカルリーニョスがゴール前で、いくらセットプレー後とは言え怪我をしてしまうプレーが必要になってしまうのも実は問題。

まあ、セットプレーの守備ってエスパルスの場合は、ゾーンで守るわけなんで、比較的にああしたシーンにはなりがちだけど、あそこに当たりに行くべきは、ボランチかウイングの選手であるべきで、カルリーニョスなどはモット前でポストプレーに備えていて貰う方が相手に脅威になるだろう。

相棒に後藤はポストプレーヤーではないので、いかんともしがたいけど、そうした意味では先週、報知新聞でリストアップの調査があったというブラジル人プレーヤーなどを模索するものもっともだろう。

ポストプレーヤーとして強みのある選手をとれれば、カルリーニョスはより生きるようになるし、本来その強度を求めたムイさんは振るわないし、ドゥトラもカルリーニョスとちょっと違うだけで似たタイプ。

であれば、ポストプレーヤーを取る事で強みにもなるし、保有している外国籍選手の入れ替えももちろん必須になっていくる事から、契約を安易に更新しないで、補強をしていくべきだろう。

外国人監督の噂もあるけど、正直、平岡監督で来シーズンは乗り切って、翌年から監督をかえるという対応でもいいだろうし、来シーズンもタイトなスケジュールなのは明らかなので、そうした配慮も必要だろう。

ともかく、今日の試合は勝てたし、前回出場した宮本や西村も良い動きで守備を活性化してくれたけど、それでも破られてしまうという力強さを跳ね返す強さが、まだ欠けているエスパルスの守備強化は必須だろうし、FWとしてテセなどもそのまま新潟に売却の可能性も高い事から、すでに始まっているストーブリーグもどうなるのかを注視していきたい。

【#1205vs川崎F】得点を決めたヘナト

残り3試合だ、次の試合は勝って欲しい。

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