
調子を落しているチームには固く勝つ
1 - 2
柏レイソル

清水エスパルス

今のレイソルなら何も怖くはない
江坂や呉屋がいない上、昨年は猛威を発揮していたオルンガも去り2度、その江坂、呉屋がいたチームとは戦っている中、そうした選手がいない状態でなら今の新生エスパルスには、レイソルくらいの攻撃なら余裕のある跳ね返しが可能だ。
実際、今日の試合はその評価のままの試合になった。
いただけないのは選手交代のあった後半だ。
後半だけのスタッズに限れば、シュートがゼロでゴール前には持って行っているけど、跳ね返されてしまい決定機を作れていない。
まあ、シュートにつながるクロスなどには持って行っているので、もう少しサンタナに仕事のしやすいボールを供給出来るようにするべきで、後半に入ってきた中山はスピードスターなのだから、後ろから出るボールには刈らず走るくらいの気概を持っていただけるとより良くなるかなと。

1ヶ月の戦いで今シーズンの体勢が見えてきた
なんだかんだ上位と目されていたチームが軒並み苦戦していて、川崎は抜けていて名古屋、横浜は堅実という感じ、鳥栖は実際外国人選手が合流する事で、今の良いバランスが崩壊する恐れもあり、その新規加入選手がいない中で、上手く勝点を拾えているので必ず停滞期が来るとみている。
一方、清水エスパルスとしてはここまで6戦2勝2分け2敗とまったくの互する戦いで、新監督と新環境で、新しい選手もいる中で、及第点の試合運びと言って良い。
順位もしっかりと9位でここまでを終えており、あとはわけてしまった2分けを如何に拾うか、2敗は如何に引き分け以上に持って行けるか。
怪我の片山や緊急事態宣言を受けての入国停止が解除されるであろう、選手の入国が始まる事をかんがえれば5月あたりで一気に新規の加入外国人が出そろってきてGW明けくらいにはまた、混迷期が訪れるだろう。
そうした意味では、エウソンなども合流後に試して出てみるというルヴァンカップなどもあるだろうし、ヘナトもそちらで調整をして(もちろん試合は落さないで)、出場機会をうかがって欲しい。
焦ってチームに合流してフィットしない試合をされるよりも戦えるという事が何よりも大事なのだから。
1得点目の皇帝が決めたコーナー 久々の先発で奮起したニシケン 激しい雨の中でハーフタイム明けの選手交代 上島 拓巳と互した金子も先発は久々
そして、今の強度を増していけば、残り32節かな?勝点ベースで40は獲れるのは目算として見えてくるので、あとはそこにどれだけ上澄みを載せて中位から上位に粘って付いていけるかがこれからの戦い方になるだろう。
次節も勝って欲しい。