
半歩を詰め切れない!
0 - 2
清水エスパルス

浦和レッズ

半歩が足りていない
悪い流れである。
失点を重ねてしまって負けるべくして負けている。
ショートカウンターのチャンスはあるのに、スピードに乗れないで、奪われてしまう形が多すぎる。
失点の形は、コーナーと杉本のボレーという出会い頭的な失点で、中が空いてしまったから奪われた失点なわけで、これは、点を取りに行って取り切れないから起きてしまった事故みたいなもの。
つまり、失点はコーナーについては、ゾーンの強度というモノがあるが、それ以上に相手より半歩早くか半歩前に出ることが出来ていてれば点をとれているし、失点にならないはずなのに、どうにも、そのつなぎが上手くいっていないように見える。

エウソンの効果のほどは?
エウシーニョの効果という意味でまだ、フィットしていない感覚があり、河井が入って機能はするようになったけど、そこは本来、誰がいても使い方は変らないというのが良いわけだけど、宮本だと上手く機能しなくて河井だとつながるというのでは、ダメでしょう。
鈴木や後藤も良い動きやポジションを獲ってはいるし、チャンスを得てはいるけど、結局、決めきれずにいるのはやはり、半歩外してフリーではないけど、良い体勢を作れるという事が大事なのに、攻めの形が今は空中分解している。
サンタナにボールを入れるという事は、クロスや斜めだけではなく、縦への突破が必要だし、いまは本当に攻撃の形を失っている状況だろう。
中山 権田 サンタナ ヴァウド
左サイドについては、ウィリアム・マテウスが合流してくるし、片山も戻ってくる事を考えれば別段落胆するものではないが、ボールのポゼッションよりもプログレッションつまり、ボールの運びを今は、横パスで出しどころを探している状況なので、それを改善するには、縦の動きをディサロなり、中山なりがもっとするべきだし、受けて運ぼうとするのではなく、裏抜けする動きをもっとして欲しい。
ここからもう一度立て直しをするにしてもゲームは密なので、チャンスがないわけではないので、決めるべきところで決めて欲しい。
是非、次節は勝利を見たい。