
修正力の差
0 - 3
清水エスパルス

名古屋グランパス

チャンスも作れないボールも持てないゴールに行けない
名古屋は前節に鹿島にシュート0という試合を演じてしまい、その修正がかかってくる試合。
新型コロナに陽性になったということで、隔離措置となっていたフィッカデンティ監督も復帰して、守備の名古屋が戻ってきた。
対して、清水エスパルスとしては、5試合という合間があってカルリーニョスが復帰するといううれしいニュースもあったが、攻撃としては振るわず、結果は惨敗。
見ていると思うのは、攻撃に行くときのコンビネーションがなさ過ぎる。
つまり、攻撃の連動性というヤツだ。
常に単発で、攻撃というよりもボールをとりあえず前にぼっていくだけという攻撃なので、後ろでボールを回しても、サイドに流してクロスか、ポストプレーくらい。
攻撃としては、悲惨な状況だ。

ホームの良さを何も活かせていない
課題を持って攻撃をしているのかが見えてこない。
だから、足下にボールが来た時には慌ててみたり、たまに良い抜けだしヶ出来てしまうと焦ってしまう。
常に攻撃として、抜け出してゴールを狙う意識とか、裏抜けをしておくとかダイヤゴルランをするとか、連動性が攻撃にも要になってくるのにそれが全く見えてこない。
確かに名古屋の良い守備やモチベーションもあったし、中2日というタイトな試合日程で集中力もあった。
そして、セットプレーでざるさを見せている清水エスパルスのセットプレーでの守備で、何処で待てば決められるかを見られているという事を認識しているのか?
そうした事がわかっているのに修正出来ていないという事は、それを認識できていないと言うことでは無いだろうか?
大幅に足りないところ、必要な点などが如実に見えて、交代で入った選手を活かす事が出来ない体勢とか、ある意味でパターン練習になっても良いので、徹底してこのときにはこの動きという事を反復させて欲しいし、ここまで酷い攻撃やボールを奪いに行く姿勢などを改善する必要がある。
ここまでの惨敗をすれば、多少良かったところも捨てられるので、そうした意味では次節はリセットして切り替えて攻撃を組み立て直して再興してほしい。
クオリティで負けた抑えきれないDF陣は残念 いいところなしのエウシーニョ
次節は是非、勝利を見たい。