
残念な中断前の敗戦!
2 - 1
横浜F・マリノス

清水エスパルス

勝利というモノはマインドを変えうる
前節の完璧な出来を見るにつけ、チアゴ・サンタナが行きすぎてしまう癖というか身体と気持ちがフィットしていなかった状況が是正されて足下に収まるようになった。
カルリーニョスもバランスを取り戻して、斜めへのダイヤゴルランを繰り出せるようになっているので、デコイの役目の効いて、攻撃はサンタナとカルリーニョスでなんとかなってしまうというパターンのベースができた。
そこに片山とエウソンの縦の関係で、以前は河合がフォローのため外に出て守備をするという守勢に重きを置くよなかけてしまうポジショニングを片山や縦で埋めてくれるようになったので、エウシーニョが似せサイドバック的に中に入ってスルーパスやサイドに貼って駆け上がってのクロスと自由度が上がって、正に攻めるサイドバックというポジションを完遂できるようになった。

ハイプレスの裏を使う攻撃
マリノスはハイプレスが形として根付いたチームで、攻撃が魅力だがその分、裏を相手は付いてくるわけで、それは逃れる事ができない形だ。
つまり、清水エスパルスとしてはそこを徹底して狙う事になる。
失策としては、後半27分にカルリーニョスとチアゴ・サンタナを交代させたこと。
これで前線における攻めてを失って、交代で入った鈴木唯人・中山が思うようにプレーできない。
後半44分までは同点で来たのに結局こらえきれずに、失点。
相手は、ハイプレスと細かいパスが信条のマリノスなんで、勝ち越し弾は非常にきつい展開になってしまう。
あとは、そのまま試合終了で、耐えきれずの試合となってしまった。
ここで落さないで耐え忍ぶ事ができていれば、押さえ込む事もできたかと思うが結局、交代選手のクオリティがすべてのゲームになってしまった事は残念。
得点を喜ぶサンタナとエウシーニョとカルリーニョス
オリンピック開催の中断期間に入るのでここからしばらくの間、ルヴァンカップと天皇杯を挟んで、23日再開という感じで、間が空くが次節は是非、勝利を見たい。