
完敗からの中断期間
0 - 2
清水エスパルス

川崎フロンターレ

ゲームをコントロールされての完敗
まさに、無敵の強さを誇る王者の風格が出た川崎フロンターレというチームと戦うのは正直しんどい。
といっても見ていて、スキがまったく無く何もできずに負けるのと、試合をして負けるのはだいぶ違う。
そうした意味では井林はかなりほろ苦いデビューになった。
鈴木 義宜の代役として、入ることになったわけで、鈴木 義宜は頭の負傷ということもあり今シーズン復帰できるかも微妙なところ。
そうなってくると、現有戦力でどこまで戦えるか?
試合途中でカルリーニョスも負傷交代することになったわけで、交代で入った滝は良い動きをしていたし、良いプレーを要所で発揮してくれたことは収穫。
せめて得点を取れれば、様相はガラッと変わる可能性はあったので、まったく手も足も出ない試合展開ではない。
そうした意味では、カップ戦の予選で、戦ったときの5-0という大敗からは成長をしたところを見せてくれた。

井林のミスは井林だけが悪いのではなく、その前のプレーがすべてだった
そうした意味では、レアンドロ・ダミアンがうまかったのひとことなんだろうけど、勝ちにこだわる川崎のプレーは、本当に強いチームであるという証明だし、誰が入っても誰が抜けても変わらない質を証明できるわけで、そうした意味では、清水エスパルスももっと全体の質を上げる必要がある。
そうしないとせっかくの鈴木唯人のプレーや滝のプレーがムダになってしまう。
あとは、交代で指宿を入れたあともっと早く中に放り込むサッカーを思考するというパワープレーの質や、ボールの奪われ方や奪い方をきちんと整理して、自分たちのサッカーの基盤をより強固にして、残りの試合は取りこぼさないように中断期間を使って強化してほしい。
Jの新規外国人選手の特例入国、今月下旬にも可能な見込みに変更されたので、獲得していて不透明になっていたホナウドや、もうひとり獲ったらしいコロリというコソボ出身の選手、コソボ・・・スイスが主なプレーをしていた国なんだけど、選手の質としては、ポリバレント系で、前ならどこでもできる系の選手のようで、カルリーニョスやサンタナなどスイス経由の選手が多くなっていることを考えると、あのあたりのコネクションがなにかあるのかもしれない。
ともにかく、カルリーニョスも怪我をしていて、ヘナトもまだ。
エウシーニョも怪我ということを考えると、8月の終わりには、新加入の外国人選手も登場してくれる事を望む。
ポステコグルーが退任して、新規のチームになった横浜Fマリノス相手ではあるが強敵であることは変わりないので、今日くらいの前へ出る試合を期待したいし、徳島ヴォルティス戦のときのように引きすぎず、しっかりと攻めた試合展開を見たいし次節は是非、勝利を見たい。