
してやられた試合
0 - 2
清水エスパルス

ヴィッセル神戸

相手の完璧なゲームプランに「してやられた試合」
前節の勝利から今節もと期待を持って入ったが、好調ヴィッセル神戸はイニエスタがいてもいなくてもぶあつい選手層を誇っていて、5人交代枠というものを最大限に活かしているチームに生まれ変わっている。
大迫・武藤という代表クラスも脅威だったが、それ以上にJ2からの個人昇格で上がってきた選手がうまいことフィットしていて、厚い選手層になっっているので、交代選手も役割が明確化していて、イニエスタに代わって入ってきた選手として佐々木なども効果的に機能していた。
対して清水エスパルスとしては、攻め手がことごとく封じられ、穴を見つけて感じ始めた段階で、4バックから5バックに変わることで、守勢も形、ブロックも代わってしまったのでそれまであった侵入経路がなくなってしまっている。

悪い戦い方ではないし、チャンスがないわけでもない
穴がなかったわけでもないし、清水エスパルスとしてもノーチャンスではなく、決定機もあったしシュートチャンスとしても決まっていてもおかしくない形は、数度あった。
しかし、重症だと思っているのがセットプレー、トリックプレーなども仕掛けていることから練習も積んでいるとは思うが、今シーズンは、コーナーからの得点も激減しているので、セットプレーにチャンスの活路を見出しにくい。
相手がヴィッセル神戸ということで6ポイントゲームではなく、3ポイントをかけた戦いなので、負けていいわけではないが残り試合の中で上位陣の中でおとしても仕方ないという試合。
結局、今日というよりも今シーズン言えるのは決定力が足らないことから、片山、コロリの形がもっとフィットしていればということ、カルリーニョスがもっとコンセントレーションが上がってくれば、先発カルリーニョスで控えコロリということもあり得るだろう。
そうした中、先発したコロリにはもっと奮起してほしかったし、フィットが早いホナウドと松岡という形と違って、どうにもコロリがちぐはぐ感があるので、このあたりはもう少しなのかもしれない。
残り8試合、なんとしても次節は勝利してほしい。