
いいところなしの敗戦
4 - 0
FC東京

清水エスパルス

怖がっているプレーが目に余る
ゲームのススメ方を慎重にしているがゆえに遅攻でボールを運んでいくという形はわかるのだけど、これだけ裏にも抜けないでボールを運んでいくだけという形でゴール前まで行ってもフィニッシュの崩しが出来るか?と言えば今のサッカーではそれは無理というもの。
本来カルリーニョスが出て裏抜けを狙ったりということを俯瞰していたのかも知れないが、怪我をしたらしく今日は中山が先発で出ることになる。
しかし、機能はまったくせず、期待されている素早いドリブルも裏抜けも見られず、印象として今日は出ていたっけ?という形。
そして、得点なく、3連敗。
ある意味どん底と思っていい試合の形だ。

どうすれば得点出来るかを考えてみる
サンタナ頼みというのは変わらないのだから、サンタナへのフォローアップをどうするか?
中はホナウド、松岡で形は出来るようになっているが、両選手とも若いので経験という点で力不足なのかもしれない。
開始前の鼓舞では永井が力強い後押しをしてくれていたが、始まって7分と12分で連続して得点を決められた。
1点目はアダイウトンが素晴らしいプレーを見せて得点したわけだけど、2失点目はホナウドのオウンゴール。
そうした意味では1得点しているのか。駄目だけど。
一番はセットプレーがまったく機能していないこと。
コーナーからもプレースキックからも得点が取れず、セットプレーに威力を発揮していたヴァウドは見る影なく、セットプレーになっても得点の匂いを感じない。
あとは、やはり裏でボールをうけるための動きがないので、ボールを引き出す動きがなかなかならないし、エウソンやヘナトが帰ってくるらしいので、カルリーニョスとコロリが怪我をして抜けてしまうようなので、そこに入れ替えでこの2人が帰ってくることで、また違う攻めてを作り出すことができる。
エウソンを出すと、原をどうするか?という問題もあるし、藤本が良かったのは仙台戦が最後でそこからは振るわない。
それを考えると調子や能力という面でも鈴木唯人をだすのは良くわかる。
健太も今シーズンが最後になるみたいなので、FC東京も変わってくるようだけど来シーズンもこのままロティーナサッカーで行くのか、監督を交代してリスタートするのか真剣に悩んでほしい。
一応フォローをしておけばロティーナサッカーは2年目の躍進があり得る。
選手の特徴と使えるコマの整理と必要なパーツや取ってくるべき選手というものが整理が就くので、それまでいた選手を入れ替えてチームを作り変えることになる。
だから、ロティーナをここで手放して良いのかを真剣に考えてほしいし、絶対残留してほしい。
11/3(水)14:00 FC東京
11/6(土)14:00 札幌(H)
11/20(土)15:00 広島 (H)
11/27(土)14:00 浦和 (A)
12/4(土)14:00 C大阪 (H)
まずは、札幌に勝利を掴んで残留を手にしてほしい。
残り5試合、なんとしても次節は勝利して残留してほしい。