Hulu の炎上のそもそも論

hulu.jpがhappyon.jpに移行するとの事で17日になってからその対応をしてみたわけ。

公式のアナウンスとしては、happyon.jpにログインしてというだけの簡単なもの。

HJHの声明としては、サービス停止をしないで安全に移行出来るようにとの措置としてドメイン変えたよ~。

って話だった。

不具合のとっかかりとして、17日にはhappyon.jpにログインしても見れないのでhulu.jpで見ていたら18日にはhulu.jpがhappyon.jpにリダイレクトされるようになる。

17・18日は穏やかに推移していたけど、huluのようなサービスはやはり週末において利用率が高い事もあって、19日から炎上したわけです。

当方にもメールに書いてあるとおり3日以内に回答すると言った趣旨の記載通り回答があったけど、そこで来た回答の内容が不具合は解消しました。

だから、はっ?

となってしまったわけです。

最終的に、上記の不具合は解消されているという趣旨のメールに対して反論としてこうなっていると言う事をブログに書いたよ。

そしても問題は何も解決していない。という内容で再度問い合わせ。

その解答が

更新者: ※※、5月24日 19:29 JST:
お客様へ

Huluカスタマーサポートです。

この度はご返信までにお時間を要しており、大変申し訳ございません。
また、ご不便をお掛けしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

お問い合わせ頂きました件につきまして、DIV接続でご利用との事でございますが、
コネクターの種類は、デジタル信号とアナログ信号の両方を扱えるDVI-I、
デジタル信号のみを扱えるDVI-D、アナログ信号のみを扱えるDVI-Aの3種類がございますが、どちらをご利用でございますでしょうか。
尚、弊社ではDVI-Dのみがご利用できる状況でございます。
※変換アダプターなどを接続した場合も、対象外となっております。

また、お客様のご理解通り2017年5月17日に、対象のAndroidスマートフォンにつきましては、
弊社Huluの新アプリをご提供させて頂いております。
リニューアル当初という事もあり、アプリ自体がみつかりにくかった可能性もございます。
現時点で、新アプリのダウンロードができていない場合は、再度ご確認頂けますでしょうか。

尚、弊社Androidスマートフォンにつきましては、弊社サポート外の機種をご利用の場合、
アプリ自体をダウンロードできない可能性もございます。
上記の可能性がある場合、一度弊社にご利用のスマートフォンの型番を教えて頂ければと存じます。

大変お手数ではございますが、何卒ご確認の程お願い致します。

Huluカスタマーサポート
担当:※※

だからね。

検証結果として実際には DVI のコネクタで HDCPにモニターが対応していればみれました。

だから、DVI-Dのみという風に言っているのは正しい。

しかし、この問題週末にとっくに自己解決しているわけで、この間、HDCPなどのアナウンスはなかった。

実際に、解決策をTwitterで見つけて自分でも検証した結果を

すこし朗報な Hulu のリニューアル (もうこの記事の内容は解消されたみたい)

新しい Hulu へようこそにサポートのつもりなんだろうけど、それじゃない感万歳

で記述している。

つまり20日には自己解決しているわけで、そっから4日遅れで回答をしてきてもなんの役にも立たないわけだ。

というわけで、私は解約をしました。

だって、サポート悪いし基本コンテンツは日テレの見逃し配信に終止しているわけで、そこにはそれほど魅力を感じません。

端的に、Hulu のリニューアルは失敗であってそれを認めていないようなお詫びにはなんの価値も反省もないわけだ。

未だに公式はFAQサイトの方で対応状況を記載しているけど。。。

この度、5月17日に行いましたHuluの大幅なシステムリニューアルに伴い、
一部のお客様において動画が正常に再生されない事象が発生しております。
また、多くのお問い合わせをいただいており、お答えまでの時間も要しております。
大変ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。
お客様に一刻も早く快適にご視聴いただけるよう全力で対応しております。

でこれ、お詫びの論点がブレブレだがね。

2017/05/25 22:17現在

 事象原因 対応状況
1.動画再生が途中で止まる、画質が荒くなるクラウドサービス上のトラブル対応済み
別途システム強化策の対応中
2.Chromecast(第1世代)の一部において動画が表示できないコンテンツ保護機能の設定プログラム修正済
3.字幕が表示されない初期設定で字幕がオフになっていた初期設定の日本語字幕オンに修正済
※AppleTVは現在対応中
4.対応機種の一部Androidモバイルでアプリが動かないコンテンツ保護機能の設定により、本来動くべき一部の機器が動かない設定になっていた一部該当機器は修正済
※動作確認端末はこちら
5.一部のFireTV Stickでアプリが停止するプログラム内の設定不具合プログラム修正済
6.Webサイトのコンテンツ表示が遅いコンテンツを読み込むプログラムの仕様プログラム修正の対応中

1の動画再生が途中で止まる、画質が荒くなるって部分。

これ対応済って書いてあるけど、まったく解消されていません。

混んでくると止まるのよ。

つまり、クラウドサービスどうこうと言うよりCDNの品質かコンテンツサーバーのパワー不足って問題何ではなかろうか。

Androidアプリも、動かないというより、動くけど止まるって現象が認知されていない。

コレは、コンテンツ自体のフレームレートがモバイル向けに落とさなくてはならないのに、60のまま配信しているからという認識がない。

テレビの番組は30だから、そのまま公開しても問題ないけど映画とかは60のものもあれば30に変換済のもあるだろうし、この当たりエンコードをサーバー上でしてあげないと最適化されたコンテンツの配信なんて望めない気がする。

対応をキットカットまでとしているのだから、そのあたりはきちんとしないと駄目でしょうな。

しかし、ネットスラングは混乱する、大抵発症は2ちゃんなんだろうけど「ハピオン」とか「はぴょん」(今はこっちが主流)とかどっちなんだって感じ。はぴょんは馬鹿にしている感じがあるシナ。

では、Hulu はどうすれば良かったのか?

[blogcard url=https://agora-web.jp/archives/2026230.html]

これはネット上の意見の中では良記事なので紹介をしておきます。

月額100円、料金を値上げするだけで万事OKだった

Hulu日本版の料金は月額933円(税抜き)である。会員数は151万2,000人(16年12月末)であるので、年間169億円の売上が期待できる。決算の数字とも一致しているので、未払いの幽霊会員もほとんどいない、健全な経営だ。

さて、会員数は151万2,000人で赤字が17億8,900万円ならば、月額料金を100円UPし、1033円にするだけで問題は解決だ。18億1440万円の売り上げが経費ほぼゼロで実現できる。赤字脱却、万々歳だ。

ここね。

そりゃ、Hulu はサブスクリプションモデルで、視聴するなら無料期間経過後は必ず933円を払う必要がある。

昔、日本に上陸したての時は、カードを切替えて行けば無料視聴期間をカードを持っている期間内であれば使い続ける事が出来てしまったわけだだけど、今はそうした事にもきちんと対応をしている。

だから、会員が151万人いてそのすべてがきちんと支払っているわけだから、100円値上げで赤字は脱却出来るだろう。

その考察をさらに一歩進めて、NetFlixのようにSD画質、HD画質、4K画質までと段階モデルにする事も出来る。

日本の場合、このように松竹梅とした場合、大抵真ん中のHD画質をみな選択するだろう。

そしてNetFlixのように入会時には最高画質にしておけば継続加入するときには、多くの人は意識せずに一番高い金額を選択してくれるという寸法。

この用に段階もでるにすると大抵会員の構成は 1.5対7対1.5となり680円1080円1480円という具合にNetFlixよりちょっとだけ高い金額にしても別に問題がなかった気がする。

このように、実質値上げでも収益性を改善する方策はあったわけで、

於保社長(以下敬称略):2014年の後半には、システムの構想があったんです。

 やはり、システム全体に自由度がなかった。なにかをやろうと思っても、アメリカのシステム改修プログラムに入れてもらわないといけない。「このまま会員数が増えていき、独自のことをやろうと思っても、思ったことができないな」と考え、この先は独自のプラットフォームを持つべきだ……という結論に至りました。

 それからだいたい2年……、2014年後半から仕掛け始めました。開発したいことを全部挙げて開発の優先順位を決めたうえで進めました。今回の発表だけでなく、まだまだ進めていること、検討していることは当然あります。最初から2年くらいかかるだろう……と予想していたのですが、最後はちょっと遅れましたね。本当は2月のスタートを予定していました。無理をすればいけたかもしれないのですが、やはりお客様に迷惑をかけられないので、そこは無理せずに。

引用元:https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/1058175.html

そもそも、この考えの裏には日テレのオンデマンドサービスと統合したいと言う思惑もあるのだろう。

未だに、こんな風に言っている人もいるわけで

と視聴出来ている人も未だに出来ていない人もいる環境のサービスを改善する方法は1つで、無意味な視聴環境コントロールしか出来ないHDCPなんて外すべきだ。

DRMは利用者に意識をさせる環境というのは決定的に駄目で、すべての人がHDを求めるわけでもないのだから、SD/HD/FHD+4Kって風にしていつでも誰でも何処でもを実現する方が、会員数を伸ばすことに寄与するのは明らかだろう。

あ~、なんかまとめは毎度同じ結論にしかならないからホントコレで終わりにします。

以下愚痴

欅のドラマとか、ファン向けなんで面白くないし。※個人的感想なんでスマン。

先行とか独占とか、オリジナルって言っても安定した視聴環境が一番重要で、それを損なったhuluの判断は愚かしいとしか結論付け出来ないんだよね。

劇場公開前に過去作をまとめるのも方策としてはいいけど、見え見えでゴジラのように終っても残滓があるとかいかがなものか。

それに、シンゴジラ配信してないのにコンテンツとして予告だけおいておくのは辞めてほしいわ。

※おそらく、HDCP付ける事に意味がないってのは技術的な事をわかっている人はみんな知っているわけで、配信サービスの場合コンテンツを抜かれるより最近は高画質でキャプチャされる事の方が多いしね。

海外の違法サイト見て見ると大抵そうなっているし。

違法サイトのコンテンツの中身を調べると画角のサイズが若干小さかったりするのでわかるのだよ。

何らかの公式声明とか改善のお知らせが来るまで再開はしない模様。



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