Youtuberのヒカルという人が儲けようと思いやらかしてしまったことから見るファンビジネスを間違えるということ

ファンビジネスって難しい。

人に個人を好きになって貰って、それを糧にそのファンになった活動を頑張る。

コレがファンビジネスの根幹。

ファンになった人はその人の個人のパーソナリティを好きになったのではなくあくまでもその活動を見てきっかけに好きになったはずだ。

だから、ファンはその人の活動をある程度応援する。

ただ、そこから離れる閾値ってどこなんだろう。

それは裏切りなんだと思います。

アイドルならば、つきあっていない前提ならその人が誰かとつきあっていると言う事が発覚した段階。

政治家ならば、公約や有権者に対しての背任行為をした段階。

メディアならば、伝えている事に嘘が有り、その嘘が前提になってすべてが回り出した瞬間。

言い換えてしまえば、ビジネスでもタレント業でも関係なく、それは政治活動でも同じでファンになってくれた人の矜持を裏切った瞬間、その人はファンを裏切ったことになる。

ここに以前紹介したホリエモン諸氏が始めたビットコインという仮想マネーを原資とした取引市場が出来たわけで、そのなもVALU。

このVALUはその市場で、個人の価値を他者(ファン)が時価で取引してそのVLという数値を売り買いする市場。

VLというのはつまり株。

個人を上場出来る株式市場と言う事。

それは個人に価値を見いだして貰い、投資を募りビットコインによる投資を集め、その人がその投資に対してのコミットを実施する事でファン(株主)に報いるという仕組み。

ここに今トップの人気を保持していYoutuberが参画したことからずれが生じている。

先日も書いたけどYoutuberって今のポジションとしては一発芸のない一発芸人のようなモノ。

確かに、その人が動画を投稿する事で視聴者は増え、それが200万人に達したと言うから驚き。

その本人は、ターゲットは30代オーバーの人向けに動画を作って居たそうで、金をかけて縁日の当たらないくじを買い占めようとしたり、ニンテンドースイッチが出た時はスポンサードが付いたのかは不明だけど、本人曰く金をかけて、それをプレゼントしたと言う事にしたようだ。

ヒカル、ラファエル、いっくん(禁断ボーイズ)って同じMCN「NextStage」にいたわけでしょ?違うかも知れないし、そこに興味がないからなんとも言えないけど。

そのヒカルくんの朝日のインタビューを見てすべてがわかってしまう。

[blogcard url=https://dot.asahi.com/dot/2017081500013.html]

本人談。

年収5億らしい。

この年収をさらして、さらに、それをプレゼントにしたり金をかけてプロモーションをしてファンを集めていると豪語しているわけだ。

この構図を見て、誰かを思い出さないか?

 

それは与沢翼。

 

コレだと、Youtuberという存在が、情報商材屋と同じで詐欺から始まるイロハになってしまうだろうし、儲けを目指すことも別段悪い事ではない。

 

しかし、このヒカルくんは与沢翼の悪いところだけを切り取った存在だ。

 

だって、ファンを集めて、そのファンに何も報いる事なく金を引き出して、売り抜けようとしたわけだ。

それは組織だって行われて、ヒカル、ラファエル、いっくん(禁断ボーイズ)とMCNのNextStageに金を集めようとしたわけだろう。

だた、1点。

上記の記事でヒカルくんが正しい事を言っているとすれば、ファンを大事にしないとネットでは食べていけない。

そして、トップになれなければ辞めるってことなんだろう。

んで、勢いだけではトップになれないと悟ってしまったからなのか、そうではないのかわからないけど、VALUで詐欺的というか欺瞞に満ちた行為をしてしまった。

今は、ネット社会で一旦はいたつばは昔以上に飲めなくなっている時代。

そうした時代にやらかしてしまった残念な事例としてアーカイブしておこうと思います。

 

そして、そのファンが本物だったのかも疑問で、ゲーム系の広告などをメインに受けているというわけだから、ファンになるキャンペーンとかしてYoutubeの購読者を単に増やす活動とかもしていたかもね。

 

残念な話だ。でも、種としてはビジネスにつなげる可能性を垣間見せたことはえらい。頭のいい人はそうした先人の失敗に学ぶものだ。



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